UPDATE:
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こちらは、アンティークのベントウッドチェアとなります。
残念ながらメーカーは不明となりますが、
形状や仕上げからみて東欧で製造されたものと思われます。
当時はトーネット社と同様の椅子造りが盛んな地域でもあり、
現在は存在しないメーカーも複数ございました。
独特の丸みのあるフレームと貫に軽量なシート。
これらはすべて組み立て式のチェアのはしりとなり、
大量生産・大量輸送を実現した初めてのチェアならではの
レストランやパブなど同種の椅子を複数導入するにあたり、
コストパフォーマンスと耐久性を考慮された為
現在でも十二分に座っていただける強度を保ったチェアが存在しているともいえます。
また、メンテナンスも簡素化された事により、
破損=廃棄ではなく修理・再調整ができた事もその理由となります。
こちらは、現在でも珍しいバックパネルタイプのチェアとなり
当時装飾されたと思われる美しいバラがバックレストとシートに描かれています。
流石にシート部分は経年によるロスや薄くなっている部分もございますが、
背もたれには現在もはっきりと残っております。
悠久の時を経てもなお魅力を失わず、そっと佇むスタイルの良いチェアだと思います。
ベントウッドチェアのファンが多いのも頷けるほどです。
壁際にすっと置くだけで、エレガントな空間になるチェアであります。
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