Fritz Hansen 『 ドットスツール 』Design: Arne Jacobsen
PB22-103本日ご紹介するのは、巨匠アルネ・ヤコブセンが非常に多くの時間を費やし、完成させた丸い座面が後にその名の由来となった伝説の名作フリッツハンセン『ドットスツール』。
アントチェアやセブンチェアなど数多くの名作を世に残した北欧建築の巨匠アルネ・ヤコブセン。アントチェアが発表された翌1953年に生まれたドットスツール。そのチャーミングなスツールに魅入られたヤコブセンは自らがデザインしていたルードブレ市庁舎の壁面にスツールの座面を装飾として取り入れています。壁一面に飾られたディスプレイからインスピレーションを受け「ドットスツール」と名付けられたとされておりスツールの座面を建築の一部として飾ること自体がヤコブセンにとっても、異例なデザインだとか。
シンプルなかたちながら、それほどに特別なスツール。木目の立体感をはっきりと感じられるカラードアッシュの座面に脚部は光沢感が美しいクローム仕上げのスチールパイプ。座面裏には、スタッキング時に座面が傷まないよう保護パーツがついています。ヤコブセンらしい細脚の優美なフォルムと、鮮やかなレッド色の座面の組み合わせにより存在感を出し過ぎないスマートな印象と、お部屋の色彩にポイントを与えます。
コンディションとしましては使用に伴う細かい擦れや小傷、薄サビ僅かな汚れ等はございますが、使用感も少なめで中古品としては全体的に美品と呼べる良好な状態だと思います。これからも気持ちよくお使い頂けると思います。