
OJ03-15 天童木工/TENDOから長代大作デザイン 底座椅子のご紹介です。ジャパニーズモダンメーカー天童木工の数ある品の中でも長大作によるこの底座椅子は、ご存じの方も多いのではないでしょうか。「和室でのくらしに違和感なくとけ込み、ゆったりとくつろげる椅子に座りたい」という要望から生まれたこの低座椅子。座面までの高さは29cm。足を投げ出した姿勢で座れ、広い座面の上ではあぐらもかけます。和室やフローリングのお部屋でもとてもマッチするそのデザインは、ホテルからご家庭まで幅広く使われています。
今の松本幸四郎氏のお父上にあたる、8代目松本幸四郎氏のご自宅のためにデザインされたこちらの椅子。お祖母様のために、『和室に違和感なく溶け込み、くつろげる椅子を』という要望から生まれたそうです。低座椅子ならではの、立ち上がりやすさがあり、座るときも、 広い背もたれがしっかりと座るひとを支えてくれます。
畳や絨毯を痛めないよう、脚部はソリのような形状になっています。高さは65cmと低く、和室に合うのはもちろんのこと、この可愛らしいデザインは洋室にもマッチします。ファブリックのカラーはグレーで、長大作のデザインと合わさると、より落ち着いた柔らかさを感じるカラー となっています。
背もたれの形が何とも有機的でかわいらしいのが特徴的ですが、これは、長大作さんが柿を立てに切った時、その切り口の美しさに心打たれてデザインに取り込んだそうです。とても可愛く、お家の一員になってくれそうな椅子です。コンディション:使用に伴うスレや傷などがございます。シートの僅かな毛羽立ち、フレームのスレ傷など多少の使用感はございますが、大きく目立つような傷みはなく、ご使用に問題のある箇所などもございません。