スパニッシュ以前のチェア・デザイン～フレデリシア "ハンティングチェア" ボーエ・モーエンセン

BorgeMogensenボーエモーエンセンの買取と実績 FREDERICIAフレデリシアの買取と実績 Vintage北欧ヴィンテージ家具の買取と実績祖師ヶ谷大蔵店記事一覧

UPDATE: 2012年12月14日

スパニッシュ以前のチェア・デザイン～フレデリシア "ハンティングチェア" ボーエ・モーエンセン

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UPDATE: 2012年12月14日

FREDERICIA "The Hunting Chair" Borge Mogensenフレデリシア社70年代製、ハンティングチェアが入荷しています。デザインは北欧4大巨匠のひとり、Borge Mogensen/ボーエ・モーエンセン。このチェアは1950年にコペンハーゲンで開催されたギルド展にて発表。このギルド展のテーマがハンティング・ロッジでした。モーエンセンが独立し、最初にデザインされたのがこのハンティングチェア。この8年後に生み出されるスパニッシュチェアと共に代表作となっています。独立するまで大人しめのデザインしかしなかったモーエンセンのアート感が溢れている有機的なフレームデザイン。数多くの方の”いつかは欲しい1脚”に選ばれているのも頷けます。こちらは1972年に購入されたというビンテージ物。レザーやオーク材のフレームに経年による使用感やヤレがあり、これがまた良い味。本物の北欧家具とはこういうものだと思える逸品です。低めで角度のあるシートは最高の座り心地を提供してくれます。あぐらをかくように足をシート下に収められるのも、この椅子ならではの座り心地です。コンディションといたしまして、ビンテージ品となりますので経年の傷や擦れ、汚れ、レザーの使用感や端角の表面ヒビがございます。また、背もたれにあるベルトの最下部に負荷が掛かるようで、1本は切れ、他も結構傷んでおりました。今回、いつも頼んでいる張替え屋さんにお願いし、最下部の2箇所に本革で裏あてをしていただき、修理・補強を行いました。このままでは他のベルトも切れていただろうと思われますが、しっかりと補修されていますのでビンテージ品ですがしばらくはこのままお使いいただけます。（シート部は元々2枚重ねのベルトを使用しているため、現状で問題無くお使いいただけます。）レザーは一度オイルを入れてあります。古いお品になりますので詳細はお問い合わせください。（＊画像は用賀店にあるハンティングチェア。1枚目画像左側が祖師ヶ谷大蔵店、右側が用賀店）