松本民芸家具　＃91型　キャプテンチェア　ミズメザクラ

matsumin松本民芸家具の買取と実績用賀店記事一覧

CATEGORY: matsumin松本民芸家具の買取と実績 UPDATE: 2011年8月29日

松本民芸家具　＃91型　キャプテンチェア　ミズメザクラ

matsumin松本民芸家具の買取と実績用賀店記事一覧

CATEGORY: matsumin松本民芸家具の買取と実績 UPDATE: 2011年8月29日

松本民芸家具　＃91型キャプテンチェアが入荷いたしました。キャプテンチェアの原型のお話をしたいと思います。19世紀頃からハイウイカム（英国）を中心に、少々簡素で小ぶりなウイカムチェアが作られました。また背もたれを低くしたスモウカーズボウもこの頃から多数作られ、これは、二重に貫きをいれるなどかなり頑丈に作られており、のちにアメリカに渡ってミシシッピーの船長に愛用されてキャプテンチェアとなったものです。・・・ということで、キャプテンチェアと呼ばれるようになった由来からもわかりますが、長い航路、ずっと座るために選ばれた椅子がオリジナルですから、座り心地が悪いわけがないのです。「一生ものの家具」にふさわしい、堅牢で、使い込むほどに味の出る本物の木の家具です。流れ作業ではなく、一人の職人が一つの家具を責任もって仕上げておりますので、製品の目立たないところに職人のサインが入っています。これは、責任の所在を明らかにするためのものでもあり、職人のプライドでもあります。職人が昔ながらのほぞ組みなどの技術を使い、木のパーツを組んで作っておりますので、釘は使わずに椅子を仕上げます。このためとても丈夫な作りになり、そして修理がききます。◇経年変化の愉しみ最初はダークブラウンの塗装が、使うほどに飴色（あめいろ）になり、体が触れる部分から徐々に色が抜けていきます。使うほどに味が出るというのは「素材の良さと職人の腕の良さ」があってこそなのです。ご自身で、そして世代を超えて上質のアンティーク家具に育てあげていただきたい、本物の家具です。自信を持ってお勧めいたします。