飛騨産業
森のことば LDダイニングチェア
東京で過ごしていると無性に自然に触れたくなることがあります。
私事ですが先日、逗子方面へ足を延ばしてみました。海があり川があり山がある、そんな風景の中にいると日々たまっていく色々がリセットされるようで良い気分転換になりました。やはり自然は人間に良い影響を与えてくれるのかな、と感じます。
本日ご紹介するのは正に『大自然の恩恵』といった逸品。個人的にもとってもオススメなダイニングチェアです。
『節』のある家具
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割れが無く木目の均一な木材を使うこと、それが家具造りの世界では長い間正解とされてきました。
狂いの少ない柾目の木材は大量生産に向き、クオリティコントロール的には正しいことですが、その結果生まれたのが大量の端材。
美しい家具が生まれる一方で、その何倍もの木=自然の恵みが廃棄されてきたのは何とも切ない話です。
割れが生じていることが多く、どうしても波打った木目になってしまう『節』は敬遠されることの多い部分でした。
チェアで言えば、少なくとも目につくような背もたれやアームといったパーツに積極的に用いられることはなく、使えない、安モノの木材と文字通り切り捨てられてきた節の部分。そこに目を付けたのが飛騨産業でした。
一本の丸太から良質な材を選んでいくと、実際に家具に使われるのは10~15%ほどだったそう。残りは別の分野で使われていたことと思われますが、それにしても少ない数字と思いませんか?それはやはり節のある材が良材として選ばれることが無かったから。
こちらの”森のことば”シリーズは節や不規則な木目も、自然が生み出した個性と捉えたロングセラー。
一点モノという言葉がありますが、人間がコントロールすることが出来ない木材はその最たるもの。無垢のホワイトオークの木目は節も含めて力強さがあり、雄大な自然に接している感覚を与えてくれます。
無個性に塗りつぶされ、壊れたら気軽に廃棄出来てしまうような家具が多い中、エコロジカルでデザインもいい家具が日本で製造され続けていることは誇らしいですよね。こういった良質で有機的なものが普段からあるという環境は、お子様の知育にも良いのではないでしょうか。
2001年の登場以来、多方面から支持され飛騨産業のラインナップの代表格になった”森のことば”。
結局家具の良し悪しは木目ではなかったことが証明された素晴らしいシリーズです。
都会で暮らす一室に迎えて、自然が感じられる一角を作ってみるのも良いですね。今回は低めのLDスタイルが2脚入荷しております。
飛騨産業 HIDA 森のことば ダイニングチェア LDタイプ ホワイトオーク 本革 座クッション オイルフィニッシュ A
飛騨産業 HIDA 森のことば ダイニングチェア LDタイプ ホワイトオーク 本革 座クッション オイルフィニッシュ B