Ercol
Dropleaf Table
1920年創業。イギリスの老舗” アーコール Ercol “の家具は、一目で「アーコール」と分かります。
奇抜という訳では無いのに、他に埋もれない確立したデザイン。今回入荷した1点はそんなアーコールらしさがぎゅっと詰まったアイテムです。
アーコールの形
こちらはアーコールの創業者兼デザイナー ルシアン・アーコラーニが1950年代にデザインしたドロップリーフテーブル。
バタフライテーブルとも呼ばれ、左右の天板を広げたり折畳んだりする事によりサイズを自由に調整できる優れもの。
アーコールのテーブルの中では定番と言えるアイテムではないでしょうか。
天板の幅は3段階の可変式。天板下から伸びるパイプで拡張天板を支えます。
一番小さくすれば2人まで用のコンパクト目なテーブルとして、最大まで広げれば4人程でも。
また、折畳んだ面を壁際にして使用出来たりと、お部屋の大きさや構造に合わせてフレキシブルにお使い頂けます。
来客時にすっと天板を広げれば「おっ!」と思われる事間違いなしでしょう。
天板に使われるのはヨーロッパでは親しみ深いエルム材。優しい黄褐色と濃くうねるような木目を持ち、アーコール製品の大きな魅力のひとつと言えるポイントです。
かたちは長方形のような楕円のような。アーコールならではの心地良いフォルムです。
かなりなだらかな縁の丸み。そしてその丸みに乗っかってスーッと流れて行くような木目…、加えてテーパードしながら大きめに広がる脚。どこを取っても「アーコール」なんです。
以上、天板にも、脚にも、全体に「アーコール」が散りばめられた逸品の紹介でした。是非ご自宅でお楽しみください。