特集 : Recommended chairs

UPDATE: STAFF:フク
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Recommended chairs

こんにちは。用賀店のふくです。 今日は用賀店にあるお勧めの椅子たちをまとめてご紹介させて頂きます。 作られた年代・用いられた素材・デザインやカラーによるテイスト。 などなど、一口に椅子と言っても様々な物が存在しています。 そんな事を考えると今日ご紹介させて頂くのは、極々一部と言えますが、個人的に目に留まったものでピックアップしてみました。 是非、最後までご覧くださいませ。

Pick up items

ご紹介するのは計12脚。 一堂に会してみるとなかなか圧巻ですが、『木製』『金属』『年代物』と大きく3つの括りに分けてみました。 数がありますので駆け足となってしまいますが、お気に入りの1脚を見つけて頂けると幸いです。 まずは『木製』から。 素材の温もりを感じさせる表情で最もポピュラー。 ちなみに木製の椅子の始まりはエジプト文明の頃だそう。 もともとは粘土で作られていた椅子が主流であり、人間の生活に欠かせない物で紀元前から使われているなんて少し驚きです。

IDC OTSUKA CINEMA dining chair

IDC大塚家具の人気シリーズ『シネマ オーク材ダイニングチェア』です。 レッドオーク無垢材フレームにPVCレザーを使用したダイニングチェア。 PVCレザーは水や汚れに強いのでお手入れも簡単です。 ダークブラウンカラーはお部屋に馴染みやすいカラーリングで様々な空間と調和してくれます。 また、シンプルなデザインとやや軽量ながらもしっかりとした作りはデイリーユースにお勧めできる1脚です。

oliver america windsor chair

oliver america社の『スポークバック ウィンザーチェア』。 レッドオーク無垢材をふんだんに使用したチェア。 オーク材の特徴でもある力強い杢目は素材の温かみを感じさせてくれます。 クラシカルな印象を受けるスポークバックの表情も美しく、空間の良きアクセントとなってくれるでしょう。 シートには座繰りも入っておりますのでこちらも普段使いにお勧めできる1脚です。

UK vintage revolving chair

上質なヨーロッパのビンテージ家具を扱うLloyd's Antiques/ロイズアンティークスで取扱いのあった『UKビンテージ リボルビングチェア』 美しい佇まいが特徴的なチェア。 背もたれは曲線が美しく、ハイバック仕様となりますので背中から肩までをしっかりと支えます。 すらっと伸びる1本脚は椅子自体に軽やかな印象を与えるだけでなく空間もすっきりと見せてくれるでしょう。 合わせるテーブルやデスクを選ばず、座面が回転する使用となりますので利便性に優れた1脚と言えます。

TAKUMI AMEDEO arm chair

北海道旭川に1979年に設立された“匠工芸”の『AMEDEO/アメディオ アームチェア』。 デザインを手掛けたのはプロダクトデザイナーとして活躍する蛯名紀之氏。 蛯名氏のデザインの特徴としては木材の質感。 こちらの椅子も滑らかな仕上がりで、曲線の美しいラインから柔らかな印象を受けます。 フレームに用いられたのは銘木と称されるウォールナット無垢材。 素材を熟知した職人の技を感じさせる表情は非常に上品で、品質の高さを理解させます。 また、スポーク部にはナチュラルカラーのメープル材を使用することで、美しいコントラストを生み出している特別な1脚です。

次は『金属』。 粘土から始まった椅子の歴史は更に進化していきますね。 また、プラスチック素材の誕生により椅子だけではなく様々な物が生産がされ、今では当たり前のアイテムも当時は革新的だったことでしょう。 先人の努力と探求心に感謝しないと改めて感じます。

France vintage mosaic pattern steelleg chair

H.P.DECO取扱いの『フランスビンテージ モザイクパターン スチールレッグチェア』。 生産された年代は恐らく1950~60年代と思われ、背もたれと座面に入るモザイクパターンが非常に魅力的に映ります。 サイズ感も日本人に合っており、既製品と比べても違和感を感じさせない所も良きポイント。 ダイニングシーンやワークスペース、リビングのサイドチェアと様々な用途でお使い頂け、空間のアクセントとなってくれる特別な1脚です。

Moroso TV CHAIR

イタリア北東部のウディネに1952年に設立された“Moroso/モローゾ”の『テレビチェア』。 デザインを手掛けたのはオーストラリアのプロダクトデザイナー マーク・ニューソン氏。 同氏の作品は流線型や円形を多用したユニークなデザインのアイテムが多く、世界中で人気を集めております。 こちらのテレビチェアは曲線を活かした有機的なフォルムで、背もたれ中央の穴とくびれの表情が独創的。 スタッキングは最大4つまで重ねることが可能で、自宅・オフィスを問わずお使い頂ける1脚です。

vitra Herman Miller arm shell chair

C&R.イームズのライセンス移行期のハーマンミラー社取扱、ヴィトラ社製の『アームシェルチェア ブラック』。 脚部はシェルと同じくブラックカラーのエッフェルベース。同色でまとめられておりますので、非常にスタイリッシュな印象を受けます。 包み込まれるような座り心地はダイニング・リビングシーンのどちらでもお使い頂ける定番のデザイナーズチェアです。

Kartell Dr.NO dining chair

イタリア Kartell/カルテルの『Dr.NO アーム ダイニングチェア』。 デザインを手掛けたのは近代の人気プロダクトデザイナーとして知られるフィリップ・スタルク氏。 スタルク氏らしい軽快でユニークなフォルムは記憶に残るほど特徴的。 スタッキングも可能でデザイン性だけでなく機能性も兼ね揃え、前衛的なデザインから受ける印象よりもずっと使い心地の良さを感じさせる1脚です。

最後は『年代物』。 様々な素材やデザインで生活を支えてくれる椅子たち。 今度は希少性に注目してみましょう。 ワシントン条約により規制対象となったチーク材やローズウッド材。 美しい表情が重宝され、多く使われてきましたが絶滅危惧指定となります。 北欧のビンテージアイテムが人気を集めているのはこの希少性もあるのですが、やはり素材の堅牢さと美しさは外せません。 更に、長い年月を過ごしたことでその素材は味わいを増し、独特の空気を纏う。 そんなビンテージアイテムは特別です。

Carl Hansen & Son vintage CH30

デンマークの老舗 Carl Hansen & Son /カールハンセン&サンの『CH30 ビンテージ ダイニングチェア チーク材×ビーチ材 レザー』。 デザインを手掛けたのは、Yチェアでもお馴染み北欧デンマークの鬼才ハンス・J・ウェグナー。 同氏は生涯で500点以上もの膨大な数の椅子を誕生させ、その殆どが名作と呼ばれています。 13歳の頃より家具職人として修業を始め、その4年後には指物師マイスターの資格を取得。 木に触れ、素材の特性を知りながら培った家具製造の経験が、同氏のデザインの基礎となっています。 こちらのCH30は1954年のデザイン。 背もたれに見られる十字形の埋木からは熟練職人の意匠が感じられます。 緩やかな曲線を描くオバール状の背もたれは背中を優しく包み込んでくれます。 座面は少し傾斜を持たせることでリラックスとした座り心地。 アームレスですので使わないときにはテーブルにスッキリと収めることが出来ます。ウェグナーの隠れた名作チェアです。

Uldum Mobelfabrik rosewood dining chair

ハンス・J・ウェグナーやカイ・クリスチャンセンと並ぶデンマーク家具の巨匠、ヨハネス・アンダーセン。 60年代を中心に数多くの名作を手掛け、今尚多くのファンを魅了し続けるビンテージを残しています。 製造は60年代にヨハネス・アンダーセンの作品を手掛けていたデンマークの工房“Uldum Mobelfabrik”。 ローズウッドを丁寧に削り出した滑らかな表情と触り心地から特別な1脚であることを理解させてくれます。 その中でも特段、背もたれの曲線は美しく、ヨハネス・アンダーセン氏が巨匠と呼ばれた所以を強く感じさせます。 また、デザインだけに拘ったものではなく、この背もたれの曲線は着座の際に肌に馴染むのです。 しっかりと身体を支えてくれますので長時間の着座も苦にならず、デイリーユースにお使い頂けるでしょう。 高いデザイン性で目を楽しませるだけでなく、実使用においても満足いただける特別な1脚です

D-SCAN teak dining chair

デンマーク D-SCAN/ディースキャンの『ビンテージ チーク材 ダイニングチェア』。 同社はベニー・リンデンやヨハネス・アンダーセンの名作をシンガポールにて米国市場向けに製造していたデンマークの家具ブランド。 製造は海外となりますが、北欧の意匠でもある細部の美しさは失われておらず、こちらのチェアも各所から美しい曲線のシルエットを楽しませてくれます。 腰を掛けてみると、やや後方に角度を付けられた背もたれが身体をしっかりと支えてくれますので、自然とリラックスした姿勢で寛ぐことが出来ます。 脚部は床に向かってテーパードし、脚先にも曲線のデザインを取り入れる事で圧迫感を感じることはなく、空間に馴染んでくれるでしょう。 また、1脚当たり約4.4kgと比較的軽量で、持ち運びが容易なところもポイント。 見た目の印象を裏切ることの無く、居心地の良さを提供してくれる1脚です。

US vintage iron × oak arm chair

最後は北欧のアイテムではありませんが、個人的に思い入れのあるUSビンテージの『アイアン×オーク材 アームチェア』。 生産メーカーは不明となりますがアイアンとオーク材を組み合わせ、随所に曲線のデザインを取り入れたセンスの良さを感じさせる1脚です。 長い年月を過ごして来たことを一目で理解させるやれ感も非常に魅力的。 背もたれにはPVCレザーが張られており、高さと角度の調整が出来ますので、居心地の良さも味あわせてくれます。 アームとシートに用いられたのはオーク無垢材。滑らかな触り心地で座繰りも入っておりますので肌への当たりは非常にソフトな印象を持ちます。 脚部のユニークな曲線も特徴的で、安定感のある座り心地を実現。 また、シート下にある操作部はスチームパンクともとれる表情。 工業的ながらクラフト感を感じさせる最大の魅力でもあります。 どの部分を見ても非常に味を感じさせる椅子となりますので自宅は勿論、店舗什器としてもお勧めな1脚です。

大変なボリュームとなってしまいましたが以上です。 お気に入りの1脚は見つけられましたでしょうか。 用賀店にはこの椅子たち以外にもお勧めのチェアたちはまだまだご用意しておりますので、買い替えなどを検討されている方は、この機会にご検討くださいませ。 最後までご覧頂き誠にありがとうございます。
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