美味しく頂くために
フォークで蕎麦を食べる。
マグカップでビールを呑む。…なんか気持ち悪いですよね〜。
味は変わらないはずだけど、ポテンシャルは100%引き出せません。
それだけ、用途に合った道具を使うってのは大事なものです。
ティーカップは香りを楽しんだり熱を逃す為に口が広がっており、コーヒーカップは保温性を高める為に少し厚手で口が狭かったり。
デザインにはちゃんと理由があり、それを理解し活かすことが生活を豊かにする近道ではないでしょうか。
コタツでアイスを食うのが旨いように。寒い日に温かい飲み物を啜ると一層美味しく感じるもの。
まだ少し寒い日が続きそうなので、本日は北欧のステキなカップ&ソーサーをご紹介致します。
心も身体も温かく
北欧のカップ&ソーサーは置いてあるだけでもお部屋の雰囲気を良くしてくれる美しいデザインのものばかり。
出番が減るこれからの季節も飾って愉しめる点も魅力です。
ARABIA アネモネ Anemone コーヒーカップ&ソーサー
まずは、カイフランクがアートディレクターを勤めていたアラビア黄金期を支えたデザイナー『ウラプロコッペ』デザインのものから。
青いアネモネが描かれたコーヒーc&s。似たデザインのもので『ロスマリン』もありますが、深みのあるこの青がビンテージ品らしくて好きです。
アラビア ARABIA ルスカ RUSKA コーヒーカップ&ソーサー
フィンランド語で「紅葉」を意味し、北欧らしい温もりと味わい深いブラウンの釉薬が魅力の『ルスカ』は日常使いにピッタリのシンプルなデザイン。
1960〜90年代後半まで製作されていたシリーズで、個体ごとに濃淡があるのですがこれがまたいい感じ。
アラビア ARABIA パレルモ Palermoコーヒーカップ&ソーサー
Doritt von Fieandt(ドリット フォン フィーアント)がデコレートを担当したパレルモ。青みが強いバレンシアと同型のフォルムですが、ペイントが違うだけで印象がガラリと変わります。
淡いペイントで緑の葉と青い果実が描かれた優しい風合い。
飲み口の当たりも良く使って良し。飾って良しの1客です。
アラビア ARABIA ルイージャ ルイヤ Ruija ティーカップ&ソーサー
Raija Uosikkinen(ライヤ・ウォシッキネン )がデコレートを手掛けたRuijaはノルウェー北部の地区が名前の由来。
落ち着いたブラウンカラーで描かれた果実。寒い季節にマッチする暖かな色味はほっと一息つくティータイムにピッタリです。
アラビア ARABIA GA-1 ティーポット
ティータイムにはティーポットも欠かせません。
こちらもウラプロコッペデザインのアイテム。ティーポット『GA-1』です。
しっかり手に馴染むラタンのハンドルは取り付け位置が絶妙。ぽってりとした急須を連想させるフォルムには自ずと愛着が沸きます。
アラビア ARABIA タイカ taika コーヒーカップ&ソーサー
フィンランド語で「魔法」や「魔力」のを意味を持つタイカは、フォルムを夫のPeter Winquist(ペテル・ウィンクヴィスト)、デコレートを妻のAnja Jaatinen-Winqvist(アンヤ・ヤーティネン・ウィンクヴィスト)が担当。
愛の結晶・・・羨ましいです。
後世に継がれていく夫婦としても素晴らしい記念になったのではないかと勝手に想像してしまいますね。
製造期間はは1976-1979年と極めて短く、希少な1客となります。
アラビア ARABIA キンメル kimmel コーヒーカップ&ソーサー
フォルムデザインはRichard Lindh(リカルド・リンド)、デコレートデザインはEsteri Tomula(エステリ・トムラ)が務めたkimmel。
フィンランド語で『輝き』や『煌めき』を意味するその名の通り、金色の小花が散りばめられた、ちょっと今っぽいデザインが可愛らしいです。
アラビア ARABIA パラティッシ PARATIISI カップ&ソーサー
フィンランド語で『楽園』を意味する『Paratiisi』は1969年から作られているアラビアのクラシックシリーズとして愛され続ける名作。
発色の良いグリーンやパープルは生命力を感じさせます。
晴れやかなポジティブなデザイン。陽の光を浴びながらパラティッシで昼下がりの一杯は格別でしょう。
最後に
今回はアラビアをメインにご紹介致しましたが、他ブランドの食器も多数取り扱いがございます。
店頭へのお持ち込み買取はもちろん、宅配買取も承っておりますので、
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