特集:ミナペルホネンのおとぎの世界

UPDATE: STAFF:ふじこ
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ほっとして、わくわくして

絵本から飛び出してきたようなメルヘンさと北欧デザインのようなスタイリッシュさを同時に感じられる皆川明氏のテキスタイル。

現代的なのに流行に左右されない普遍性が心をぎゅっとわしづかみにします。

ファッションだけに留まらず、家具や食器、文具まで幅広い分野で多くの人を虜にして止まないブランド、minä perhonen(ミナペルホネン)。今回はインテリアにスポットライトを当ててみました。

PICK UP mina perhonen's Items !

フィンランド語で私を意味する「minä」と蝶々を意味する「perhonen」から成るミナペルホネン。

デザイナー・皆川明氏が1995年に立ち上げたファッションブランド・minä(ミナ)を前身とし、2003年には美しいデザインが蝶のように羽ばたいていきますようにと願いを込めてペルホネンが付け加えられました。

さまざまなプロダクトが作られる中で、その根幹にあるのは素材づくりだそう。オリジナルのテキスタイルから始まるミナペルホネンのおとぎの世界へいざ、まいりましょう。

ウォールアート

NAP ファブリックパネル

2004年の春夏コレクションとして発表された「ナップ | NAP」。青々と茂る木々の間から見える飛行機、そして葉っぱの隙間を生かして鳥たちがかたどられています。

昼寝という名前の通り、木陰でうたた寝をしながら空を見上げているかのような物語性のあるデザインが特徴的です。

そんな穏やかなワンシーンを切り取ったこちらのファブリックパネルは、2010年に開催された展覧会「進行中」で販売された1枚だそう。

104×67cmの大型サイズで迫力も満点。空間に溶け込みながら主役級の存在感を放ってくれます。

× KLIPPAN アートポスター

ブランケットなどで協働するKLIPPAN(クリッパン)とのコラボ10周年を記念し、2023年に誕生したテキスタイル「輝く森に遊ぶウサギたち、羽を休める鳥たち | rabbits play, birds rest -forest-」。

深い森の中にたくさんの白いうさぎと黒い鳥がタイトルのままの姿で描かれています。

その原画を使用し数量限定で販売されたアートポスター。ダークグリーン1色の落ち着いた線描が白地に映え、甘さを抑えたデザインに仕上げられています。

繊細なタッチの中に自然と動物の躍動感が感じられる1点。楽しさと安らぎを与えてくれるインテリアアイテムです。

Rosas ファブリックパネル

編み柄であしらわれたたくさんの白いバラ。刺繍ならではの優しい質感が心地よい「ローザス | Rosas」は、2015-16年の秋冬コレクションとして発表されたテキスタイルです。

ちなみに、周りのギザギザは葉っぱではなくランダムなノイズなんだとか。

柔らかいニュアンスカラーと繊細に重ねられた花びらが上品な印象を与えるファブリックパネルは、いつまでも眺めていたくなるほどの美しさです。

30×30cmとサイズもエレガント。壁掛けでも立て掛けでも、飾るだけで穏やかな世界が広がります。

 

テーブルウェア

× Richard Ginori Bee White ディーププレート

幸先のよいことを意味する英語「Be White」とモチーフのひとつとして描かれた蜂の「Bee」を掛け合わせたコレクション、「ビーホワイト | Bee White」。

イタリアの陶磁器メーカー、Richard Ginori(リチャードジノリ)とのコラボレーションで誕生したテーブルウェアのシリーズです。

今回入荷したのは蜂ではなく蝶々ですが、やっぱりミナペルホネンといえばこのモチーフが一番ではないでしょうか。

白磁に金の縁取り、そして扇状に広がる蝶たちがとっても上品。2015年に伊勢丹新宿店で販売された限定品というのもコレクション欲をくすぐります。

x Stelton Emma バキュームジャグ

ミナペルホネンの定番柄といっても過言ではない「タンバリン | tambourine」は、もともと2000-01年の秋冬コレクションとして作られたデザイン。

粒を並べて円を描き縁を並べて輪ができたという不揃いの模様は、今や代表作となりました。

そんな刺繍をプリントにすると本当にそれぞれが完全な丸でないことが分かったりして、それもまた面白かったりします。

Stelton(ステルトン)のバキュームジャグ「エマ | Emma」に描かれたタンバリン。北欧デザインとの相性もやっぱり抜群です。

おわりに

ほっと安らぐようなわくわくと心躍るようなデザインは、きっとひとつあるだけで癒しの毎日を過ごせる気がします。

ファッションで身につけるのももちろん良いけれど、お家の中で使ったり飾ったりするのもまたけっこうテンションが上がります。

乙女心も童心も男心だってくすぐるおとぎのような世界観。ミナペルホネンに浸る日常も悪くありません。

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