桜製作所 ミングレン 1 MINGUREN 1 ローテーブル ウォールナット無垢材 ジョージ・ナカシマ George Nakashima ~桜製作所とジョージ・ナカシマの出会いから生まれたテーブル~

UPDATE: STAFF:桃太
桜製作所 ミングレン 1 MINGUREN 1 ローテーブル ウォールナット無垢材 ジョージ・ナカシマ George Nakashima ~桜製作所とジョージ・ナカシマの出会いから生まれたテーブル~

桜製作所 ミングレン 1 MINGUREN 1 ローテーブル ウォールナット無垢材 ジョージ・ナカシマ George Nakashima ~桜製作所とジョージ・ナカシマの出会いから生まれたテーブル~

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桜製作所 MINGUREN Ⅰ Low table

素材の美しさを限界まで生かす独特のデザインで世界的に知られるジョージ・ナカシマ。

ストックの木材を顧客に見せ、材の杢目や流れから製作する形を決めるという、素材に逆らわないモノづくり故に、固定化しない作品が多くあったそうです。

自ら木の選定を行う為、世界各地へ赴く等その情熱は並外れており、そのデザイン哲学と感性により限界まで研ぎ澄まされた美しさは、現在でも娘のミラ・ナカシマが率いるアメリカの工房『ジョージ ナカシマ ウッドワーカー』での家具製作の中で息づいています。

そんなジョージナカシマに認められ、アメリカの工房以外で唯一製造ライセンスを持つ国内老舗家具メーカー『桜製作所』。

このテーブルは同社とジョージナカシマの出会いがあったからこそ生まれた物でもあります。

桜製作所とジョージ・ナカシマの出会いから生まれたテーブル

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桜製作所とジョージ・ナカシマを結んだのは世界的彫刻家として知られる『流政之(ながれ まさゆき)』。

同氏が中心となり、流行の影響を受けずに職人の技を活かしたモノづくりを試みた運動『讃岐民具連』に参加していた桜製作所と、流行に乗じた大量生産の家具に対して疑問を持っていたナカシマとを引き合わせました。

民具連のメンバーとなったジョージ・ナカシマはその後、木に接する姿勢、木工の理念を桜製作所へ伝授。

ナカシマにはもともと、日本の高い木工技術へ関心があった事。そして、ナカシマの求める要求に応えられる技術を当時の職人たちが有していた事もあり、桜製作所は日本で唯一 ジョージナカシマデザインのライセンスを持つこととなりました。

コノイドチェア(SOLD OUT)

アメリカ ペンシルヴェニア州ニューホープにあるジョージ ナカシマの工房『コノイドスタジオ』にちなんで名付けられた、コノイドシリーズは彼の代表作として有名ですが、今回ご紹介するのは日本の讃岐民具連とジョージナカシマの結びつきによって生まれたテーブル『ミングレン(民具連)』シリーズのテーブルです。

ミングレンⅠ コーヒーテーブル

こちらは、無垢のウォールナットを使った力強い杢目と、美しい脚部のバランスが素晴らしい『ミングレン コーヒーテーブル』。

素材の持ち味を最大限に活かし、先々生じる割れ等を見越して入れられた『千切り』がデザインの一部となった美しい一台です。

無垢の木を極力そのまま使用する為、同じ杢目や形のものは一つとしてないこのテーブル。

杢目の濃淡や木の耳がそれを物語り、その姿からは自然の中にあった頃のままの生命力。流れに逆らわぬ製材や職人の丁寧な手仕事が感じられ、天板とは対照的に直線を基調とした脚部がさらにその魅力を引き立てています。

『「木」はおそらく、人と自然とを結ぶ最も身近な存在であろう』

木を尊び、それに手を加えることをある意味『ヨガ(神と私たちとの繋がり)』であると語るナカシマは自らをデザイナーではなく、『wood worker(木匠)』と称していました。

木を探し、木と対話し、第二の命を吹き込む。

普通のデザイナーがやるような生気の無い材料に表面的な形を与えるのではなく、自然の形や色をインスピレーションの源として使うジョージナカシマのこの才能は、インドのアシュラムから学んだものです。

流れに逆らわず『そのままの自然』な木端等を残すことで新たな『発見』を生む。高尚な啓発によって辿り着いた境地でありました。 標本を見るように杢目をお楽しみ頂ける『ミングレン コーヒーテーブル』。 同じ形は存在せず、アンバランスなようでいて頑丈な構造。元値は高くとも親子代々に受け継がれるようにと心を込めて作られた逸品です。 最高の『木』を見つけるために世界を渡り歩いた、木匠 ジョージ・ナカシマ。 そのスピリッツを受け継いだ桜製作所では、今日でもナカシマデザインの家具製作が行われています。

桜製作所 ミングレン 1 MINGUREN 1 ローテーブル ウォールナット無垢材 ジョージ・ナカシマ George Nakashima ~桜製作所とジョージ・ナカシマの出会いから生まれたテーブル~

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