松本民芸家具
D型Ⅱ 整理箪笥
昭和19年、長野県で創業された、老舗工房「 松本民芸家具 」。
木材に拘り、実直な製造方法によって生まれた家具の数々は、確かな品質を誇ります。
松本民芸家具の歴史や、他のプロダクトにつきましては、
imption Columnにて取り上げられておりますので、是非チェックしてみて下さい。
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>>imption Column 『 松本民芸家具の特集 ~「用の美」を宿した、民藝という手仕事 』
本日は、そんな松本民芸家具の「 D型Ⅱ 整理箪笥 」が入荷しましたので、ご紹介していきたいと思います。
やっぱりいいな松本民芸
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どどんと佇む。凛とした和箪笥。
9杯もの抽斗を携えた、8段構造の大型収納でございます。
大柄な人の方が、洋服の柔軟剤の香りがよく香るように、
この大きな箪笥の木肌という木肌から、上質なミズメザクラの風合いが溢れ出ています。
様々なサイズやデザインが展開されていますが、
こちらは「 D型Ⅱ 」と呼ばれるタイプのお品物。
特徴としましては、前述の通り大型収納である事、
あとは天板部の装飾がスッキリしている点でしょうか。
細かな点ですが、大きな違いとなっております。
4つの角はストンと直角に。
スマートな大人の和モダン空間。
そんなコーディネートを手伝ってくれる、スッキリとしたフォルムデザインです。
装飾が控えめな分、側面に出っ張り等は無く、
他の家具に干渉することなく設置できるのもポイントとなっております。
個人的お気に入りはここ!
箪笥自体がドッシリとしている分、小窓の可愛らしさが引き立ちます。
田舎に帰るとおばあちゃんがこんな感じの所からお菓子を出してくれたような。
そんな想い出も蘇らせてくれる、昔ながらの引き戸を備えた収納です。
人によっては、身の回りの物全て仕舞えそうな程の収容力。
最近、夏祭りや花火大会で見かける、浴衣や着物。
それらを仕舞うとなると、やはりこれぐらいのスペースが必要なのでしょうか。
古き良き日本の伝統が感じられる、民芸品ならではの構造です。
昔の良さを受け継ぎながらも、今のスタイルに順応していく。
遺伝子的な観点からも、こういった伝統を感じる家具は、
国や地域関係なく、愛され続けていくのだと思います。
古臭いけどそれが良い。
歴史を肌で感じるアイテム、是非取り入れてみてはいかがでしょうか?