松本民芸家具 #72 リーチ型 ウィンザーチェア バーナードリーチ ミズメザクラ 刻印有 民藝 和モダン ~ありふれた物にこそ宿る本質~

UPDATE: STAFF:イリー
松本民芸家具 #72 リーチ型 ウィンザーチェア バーナードリーチ ミズメザクラ 刻印有 民藝 和モダン ~ありふれた物にこそ宿る本質~

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松本民芸家具 #72 Windsor chair

木の生育に適した自然環境から、国内有数の家具や高級楽器といった木工品の生産地として知られている長野県松本市。 海外の価値観を取り入れながら“用の美”を追求する松本民芸家具による英国式ウィンザーチェアが入荷しました。 しかも、何と今回は4脚の同時入荷が実現しました!

ありふれた物にこそ宿る本質

>>この商品の詳細を確認する ぱっと見ではアンティークの英国家具に見えるこちらの椅子。ウィンザーチェアと呼ばれる英国中流家庭を中心に使用されていた、椅子の中でも最もスタンダードな形の一つです。時代を経てワーキングクラス、近隣諸国やアメリカへも普及していった、ある意味では“至って普通の椅子”と言えます。 そんな英国家具を国内の工房が作った背景には“民藝運動”があります。 著名な作家や由緒ある品ではなく、無名の作家が作ったとされる、日常生活で使う工芸品こそが持つ美しさ、称して“用の美”にフォーカスした運動で、陶磁器や漆器、家具などの木工品に、西洋や李朝の文化を取り入れる契機となりました。 そんな民藝運動を経て生まれたのがこちらの#72ウィンザーチェア。ブナやアッシュで作られることの多い英国庶民の椅子を、日本の木材の筆頭である長野県産のミズメザクラで作り上げるという折衷感覚は、発表当初は大変な衝撃だったのではないでしょうか。 細かな部分のカーブも妥協なく仕上げられています。シンプルなようでいて身体にフィットする絶妙なカーブがそこかしこに施された、まさに“用の美”を体現する一脚。声高に主張しなくても、良い物は良い、と訴えてくる無言の説得力を感じます。 座面の裏には職人の頭文字でしょうか、さりげなく、そして誇らしく掘られています。一つの家具を一人の職人が責任を持って作り上げていたのだそう。全ての工程が終了し、不具合が無いのを確認出来て初めて自分の名を刻む。使うこちらも背筋の伸びる思いです。 良い物を後世に伝えていこうという思いと職人の技術の集大成。しかしながら肩ひじ張らずに普段使いできる一脚です。使い続ける事で味が出てくるお品物かと思いますので、長くお傍に置いてあげて下さいね。

松本民芸家具 #72 リーチ型 ウィンザーチェア A

松本民芸家具 #72 リーチ型 ウィンザーチェア B

松本民芸家具 #72 リーチ型 ウィンザーチェア C

松本民芸家具 #72 リーチ型 ウィンザーチェア D

松本民芸家具 #72 リーチ型 ウィンザーチェア バーナードリーチ ミズメザクラ 刻印有 民藝 和モダン ~ありふれた物にこそ宿る本質~

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