松本民芸家具
44A型 ウィンザーチェア
生活の中で座るという機会はたくさんあると思われます。私は座って趣味の絵を描いたり、本を読んだり、食事をとったり…
誰もが行う何気ない座るという行為を贅沢に、なにか意味を与えてくれる時間にしてみませんか?
今回紹介するアイテムは、日本を代表する家具ブランド「松本民芸家具」から『44A ウィンザーチェア』になります。
独特な造形、そこにあるだけの佇まいからは職人の誇りを感じずにはいられない至極の逸品になります。
クラフトマンシップ溢れる日本の民芸チェア
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昔はどの地方にも、その土地の特徴ある家具が作られてきました。
松本民芸家具は「民芸」のはじまりである柳宗悦を崇敬され、彼の唱導された民芸運動実践の一端として当初は「鳥取民芸家具」として鳥取市の吉田璋也氏が家具製作をおこなっていました。
それらの家具を愛用されているお客様から松本地方の伝統的な家具と称して「松本民芸家具」と呼ばれるまで成長していきました。
今回入荷したのは44型と呼ばれるウィンザーチェア
。
松本民芸家具が本格的ウインザーチェア作りに成功した記念すべき型です。
背中と肘掛に曲げ木を使用し堅牢な造りになっております。背の特徴的なリボンバック装飾は職人の手により削り出されています。座面のえぐれも、職人の長年の感によりほぼ均一に削り仕上げられます。
どこを見てもひとつひとつの加工に抜かりを感じなく、椅子と忘れてしまう程の芸術的美しさも感じます。
背もたれで70cmあり、ゆったりと深く腰掛けるには十分なサイズとなっております。
また、見た目に圧迫感を出さないように間はスポークと呼ばれる細い棒が渡されていますが、座面に挿さる箇所では外枠も同じように見えるように丁寧に削られているのが美しさのポイントの一つ。
国産のミズメザクラを使用していて、材質が堅くて重いので木工業からは嫌われていた木材ですが、本来は良質で木質は使い込む程にその美しさを増していきます。
何十年と使っていく中で手入れをしっかり行えば自分だけの最高の一脚に育てていくこともでき、所有する楽しみにもなりますね。
身体に触れる部分には、適度なカーブや面取りの加工がされていて座っていて身体に馴染んでいきます。
腕の部分はえぐれていてしっかりと支えることのできる気の利いた形をしています。
これは職人の刻印です。責任をもってこの椅子を作り上げた誇りを感じます。
刻印があることによって、なにか特別な物を所有している所有感や満足感を感じることがでじますね。
長い歴史の中で培われた職人の熟練技術と最高の材質を織りなした至極の一脚。
日常の一コマに贅沢な時間を与えてくれる「44A ウィンザーチェア」いかがでしょうか。
一点のみの在庫となりますので、是非この機会お見逃しなく。ご注文はお早めに♪