HITA CRAFT
Maxim
かつて三越や伊勢丹といった百貨店に高品質な高級家具として並べられていた"日田工芸 HITA CRAFT"の製品。
現在はその歴史に幕を下ろしてしまいましたが、国産ビンテージ家具の再評価により人気も上がっています。
歳月を経た美しさ
今回は大型の食器棚"マキシム Maxim"をご紹介。
現存するもののみが中古市場に出回っている中、ビンテージ品ながらに美しいチーク材の鮮やかさが空間一杯に広がります。
上部は大きなガラスキャビネット。
フレームが薄くガラス面が広いため魅せる収納としての側面を持ち合わせています。
取手はフレームにスリットを入れることで機能し、取手の装飾的な面を無くしている為より単調的ですっきりとしたデザインです。
扉部分の角は丸みを帯びている為柔らかく、ガラス面の縁も多角的に加工されていてディテールへの拘りを感じます。
下部は左右扉収納と中央に抽斗4杯を配置。
立体感があり箱物感が無くシンプルなフォルムがより上部ガラスキャビネットを際立たせます。
抽斗の取手はローズウッドを使用し、色彩の濃淡なアクセントを加えています。
大きく目を見張る迫力のデザインというわけではなく、成熟された品格のある食器棚。
ディスプレイとしての面も持ち合わせている為、魅せる収納としての活用も頂けます。
棚板は高さ調節が可能で上部5枚。下部左右に二枚ずつでユーザーに合わせてお使い頂けます。
表情が美しいチーク材が年月を経て味わい深い色合いを持つ希少な日田工芸のビンテージ家具です。