TENDO Vintage Caster chair

ビンテージ家具を買うとは、時間を買うという事。 なんて言葉をどこかで聞いた事があります。 確かに、新品や現行の家具では絶対に味わえない特別な何かがあるように思います。 本日ご紹介する天童木工のビンテージアイテムも、そんな特別な何かを纏ったアイテムです。 是非、最後までお付き合いくださいませ～。

天童木工の名作ビンテージプロダクト

>>この商品の詳細を確認する 終戦後に手持ち材料を使って家具を作り始め、現代では日本を代表する家具メーカーとなった“天童木工 / TENDO ”。 その始まりは、軍需品を作るために集められた組合だったんだとか。 世に数多くの名作家具が出た戦後。当時、世界で確立され始めていた成形合板の技術をいち早く取り入れた“天童木工 / TENDO ”は、その高い技術力を要する曲木技術を用いた数多くの名作プロダクトを輩出しました。 こちらのビンテージキャスターチェアもその一つです。 ユニークなフォルムのシートデザインをしたこちらのアームチェア。 天童木工のビンテージプロダクトの中でも特に人気で希少なアイテムなんだそうですよ！ 何でも、このチェアは80年代に生産が終了されてから復刻されたことが無いんだそうです。 生産終了までにどれだけの個体が製造されたかは分かりませんが、imptionでもこれまでの取り扱いが少ないアイテム。 それだけでも特別感がありますよね。 成形合板によって作られた美しいシートフォルムに、角度の付いたアーム。 どこを切り取っても美しい。 ビンテージという事もあり、経年なりの錆びや傷はありますが、そのダメージがこのデザインのスパイスになっているように感じます。 例えば表面にチーク突板材を使用しているこのアーム。 経年によって飴色に変化した表情。堪りませんよね。 この色ムラの具合も素晴らしい。数年の使用ではこの雰囲気は出ませんよね。 昇降機能はコック調整タイプ。 座面下に付いている支柱には溝が彫られていて、決まった高さの調整が出来ます。 ガス圧での昇降が当たり前の現代で、このアナログなギミックは使い勝手が悪いように感じる方も多いかもしれません。 しかし、私はこの不便な部分も魅力の一つだと思います。 確かに手のかかる機能ではありますが、ガス圧が弱くなって勝手に座面が下がってきた！なんて心配もご無用！ 安心してずっと使っていられるんですよ。 さて、“天童木工 / TENDO ”のビンテージキャスターチェアはいかがだったでしょうか？ 洗練されたデザイン。ビンテージならではの風合い。どこをとっても素敵ですよね。 現在はビンテージでないと手に入らない大変貴重な逸品。 そのうえ中古市場でも出回ることが少ないので、お探しだった方はこの機会をお見逃しなく！