倉俣史朗 Shiro Kuramata デザイン ライティングデスク つくばセンタービル 旧筑波第一ホテル ~ 歴史的な価値のあるデスク

倉俣史朗 Shiro Kuramata デザイン ライティングデスク つくばセンタービル 旧筑波第一ホテル ~ 歴史的な価値のあるデスク

倉俣史朗 Shiro Kuramata デザイン ライティングデスク つくばセンタービル 旧筑波第一ホテル ~ 歴史的な価値のあるデスク

Shiro Kuramata design Writing desk form Tsukuba Daiichi Hotel

皆さんも良くご存じのOba-Qランプのデザイナー倉俣史郎氏が1983年に内装デザインを担当した、旧筑波第一ホテルのシングルルームに設置されていたライティングデスク。無駄な装飾がなく、異素材を巧に用いたデスク。ホテルらしい清潔感のあるディテールは、現代においても遜色がなくシンプルで木の温かみを感じる素敵なデスクとなります。

歴史的な価値のあるデスク

>>この商品の詳細を確認する ポストモダンとは、1980年代の世界的な思潮を概括する言葉・・・だそうですが、中でも直線を強調したり基調にしたデザインが多いジャンルだそうです。日本では、竹山 実氏や磯崎 新氏などがその急先鋒となるデザイナーです。その内の磯崎 新氏が建築を担当したつくばセンタービルは複合施設となり、筑波第一ホテルの内装を担当したのが倉俣史郎氏となります。こちらは正に直線を基調としたデスクデザイン、時代背景や当時のデザインへの思想が良く表れたデスクなのではないでしょうか。 残念ながら、筑波第一ホテルは現在廃業後の改築等でホテル日航となっているようです。画像でしか見ることが出来なくなり当然倉俣氏の貴重な作品は、大部分が廃棄となってしまっている為、絶対数が少なく歴史的価値のあるデザイナーズ家具となっております。 さて、本題のライティングデスクですが、入荷後ウッド部分はサンディングとオイルワックスを施し経年を感じさせないコンディションで紹介となります。単純に40年位前に実際にホテルにあったプロダクトとなりますので、状態は生まれ変わったくらいの変化でした。 背面は備え付け家具であった事をリアルに伝わってくる清々しい程の簡素な仕上げ。ですが、その簡素な仕上げさえもリアリティがあり、時代の流れやノスタルジーを感じさせますね。 デスクトップとドロワー面はホワイトのメラミン化粧板仕上げで、フレームはオーク材となります。異素材のコントラストにはデザインへの真摯な純粋さを感じさせます。 当時のホテル内を映した画像を拝見すると、このデスクとチェア、壁面にはウォールミラーが備わっています。ホテルの部屋数はわからないものの現存する絶対数は少なく、かろうじて保管した方を通じて当店に巡りめぐってきた貴重な一品。日本が世界に誇るデザイナー倉俣史郎氏の貴重なオリジナルデザイン家具となります。デザインの専門家は勿論でございますが、当時のデザインがお好きな方やデザイナー家具に興味のある方には、大変希少なプロダクトです。実使用も可能ですので、是非この機会にご検討いただければと思います。

倉俣史朗 Shiro Kuramata デザイン ライティングデスク つくばセンタービル 旧筑波第一ホテル ~ 歴史的な価値のあるデスク

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