三越家具

Brugge

家具には、造り手の熱意やこだわりが込められています。

細部に宿る見えない情熱が、その家具に特別な魅力を与えています。

今日ご紹介するのは三越家具の名品、ブルージュのドレッサーです。

和製英国カントリースタイル

1985年創業の三越家具のブルージュシリーズ。

ベルギーの古都ブルージュから命名されており、格調高い名シリーズとして知られています。

「天井のない美術館」、「北のベニス」とも称される古都ブルージュ。

ヨーロッパ中心の寄港地として栄えたことから多様な文化が集まる街だったそう。

ブルージュシリーズはそんなヨーロッパの多様なカントリースタイルを取り入れてデザインされています。

今回入荷したのはブルージュならではの拘りを随所に感じさせるドレッサーとスツール。

上品な佇まいに繊細なディティール。

良質な素材感が強い魅力を放つ逸品です。

ドレッサーには分別した収納を行える抽斗が3杯備わり、コンパクトながらも充実した収納力を誇ります。

スツールはドレッサーの足元に綺麗に収まる仕様。

ミラーの可動を支える金具や丁寧に組まれた抽斗など、細部にわたる造りの精緻さが感じられる逸品です。

普遍的な素朴さを持つカントリースタイルの家具。

英国カントリースタイルをベースに、日本の住環境に合わせたサイズや仕様も魅力の一つです。

機能性に富みながらも、衰えることのない圧倒的な存在感。

この佇まいこそブルージュシリーズの真髄といえます。

特筆すべき点は素材選びとその仕上げにもあります。

杢目を最大限にまで引き出した味のある風合い。

オーク材の力強くはっきりとした表情と西欧を彷彿とさせるクラシカルなデザインとが相まって存在感ある逸品に仕上げられています。

この風合いがハイセンスなデザインに深みと説得力を与えます。

丁寧に施された仕上げは、時間が経つにつれて艶を増し、使い込むほどに魅力が増します。

永く使い受け継ぎたいと思わせる卓越したクラフトマンシップ。

作り手の情熱が感じられる特別な逸品のご紹介でした。