Remploy
Butterfly Dining Table
赤いシャツに赤いニット、赤いスニーカー。少しだけ手持ちの赤が増えてきました。
ずっと似合わないと思っていた赤色ファッションも取り入れてみれば何のその。そう、ただ見慣れていなかっただけ。
実際に似合っているかどうかは別として、意外とすんなり馴染んでくれているような気がします。
着こなすように
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そしてそれはインテリアもきっと同じ。単体で見れば可愛い赤も、お部屋に迎えるとなると色味が強くて派手?浮いてしまう?と少しだけ躊躇してしまうかもしれません。
でも赤を着こなす要領でコーディネートすれば、一見ハードルが高く見えるインテリアの赤もしっくりくるはずです。
主役はイギリス・Remploy(レンプロイ)社のダイニングテーブル。ゲートレッグ式に左右の天板を広げられるビンテージの1台です。
もともと政府が運営する福祉工場として1945年に誕生した同社。ミッドセンチュリー期には英国を代表するブランドのひとつとして、デンマークスタイルの家具を中心に手掛けていました。
ただ今回は、ザ・ミッドセンチュリーの佇まいながら、どこかアメリカンな雰囲気を漂わせるデザイン。
明るい色調が目を引く赤い天板にはメラミン素材が用いられ、近づくと見える不思議な模様とつるつるとした質感がレトロさを増しています。
対して脚部はナチュラルカラーのウッドレッグ。実は木肌が見えるくらいの薄っすらとしたベージュ色のペイントが施されています。
ビビッドなレッド×マイルドなベージュ。ニュアンスカラーが加わることで柔らかさが生まれるこの組み合わせは、ファッションでもよく取り入れられる配色です。
同系のナチュラル色を増やせば優しく、白や黒、グレーのモノトーン色を合わせればスタイリッシュに、カーキやブラウンといったビター色を投入してよりファッション的に。
追加するカラーによって見え方の変わる赤だからこそ、映えさせたり溶け込ませたりとコーディネートが楽しくなりそうです。
実際のところどう取り入れるかなんて考えずに迎え入れたくなるほどに、このテーブル自体が本当に可愛くて。
天板を最大に広げても幅約90cmのコンパクトさも、良い意味で英国らしくないところも、経年で少しだけくすんだ木肌もすべてがたまりません。
ファッションだけでなくインテリアでもスパイスとなる赤。この赤なら、いやこの赤だからこそ住みこなしたいと思わずにはいられないのです。