Louis Poulsen LC Shutters

本日は、今日のデンマークデザイン界に於いて最も注目を集めるデザイナーのひとり" ルイーズ・キャンベル / Louise Campbell "がデザインを手掛け、1874年創業のデンマーク老舗照明メーカー" ルイスポールセン / Louis Poulsen "が長い歴史の中で積み重ねてきた技術力により、最高難度の成型に成功した名作照明『 LCシャッターズ / LC Shutters 』のご紹介♪

妥協無き女性デザイナーの挑戦

>>この商品の詳細を確認する 冬になると日照時間が短く午後3時には真っ暗。また時折雪が降り積もり家の中で過ごす時間が長い北欧諸国では、飽きの来ないシンプル且つ実用的な家具と共に、光に乏しい時間を豊かに過ごす為、灯りの文化が根付いていきました。そんな厳しい環境下で生活する北欧の人々は、日々迎える闇を受け入れ生活しています。 昼間と同じ様にただ闇雲に灯りを足すのではなく、薄暗い空間の中で電球やキャンドルの心地よい灯りを取り入れ、温かみあるヒュッゲな時間を作り出しています。近代照明の父と称されるポール・ヘニングセンもまた光と闇のサイクルを受け入れ、「夜は昼にはならない」という名言を残しています。 こちらは、まさにその言葉を体現したかの様に、自然で柔らかな光を広げる理想的な照明。2004年フィン・ユール建築賞、2005年iF賞金賞等、数々のデザイン賞を受賞した女性デザイナー" ルイーズ・キャンベル / Louise Campbell "により2012年にデザインされた同社の代表的プロダクトです。 「グレア（眩しさ）の減少」と「光を部屋に広げる」。その相反する両者のバランスをデザインしたかったルイーズ・キャンベル。照明器具として明確な機能を持ちつつも、無機質な金属による硬い素材のイメージをデザインによりソフトで優しい印象の立体物へと変化させました。 1枚のフラットなアルミ板をベルの形に成型。続いてシェードのパターンが切り出され、「押し抜き」という成型法で巧みに加工する事で、光を正確に反射するふたつの層が生まれます。よろい戸の様な隙間からこぼれる光が、美しい陰影と立体感を生み出し、唯一無二のデザインとして完成します。 「成形」「パターンの押し抜き」「塗装」というたった3工程だけの製品ながら、曲面成型の金属の表面に、1mmの狂いも許されないパターンを完全な等間隔で押し抜く為、製造には全く新しいツールの開発から行う必要があり、メタル・シートの加工において世界屈指の技術力を誇るデンマーク・ヴェイエンのルイスポールセンの自社工場にて、それは具現化可能となりました。 内部の乳白ガラスのディフューザーにより電球の光源による眩しさを完全に抑え、下方には明るい光を。押し抜きのパターンからは、木漏れ日の様な心地よい光がこぼれ、幻想的な空間演出を可能にしてくれます。 点灯しない日中もオブジェの様な佇まいで、遊び心に溢れたお部屋に。北欧テイストは勿論、モダン、ナチュラル他、様々なインテリアテイストにマッチします。 現品限りの在庫となりますので、是非この機会をお見逃しなく！ご注文はお早めに♪