Louis Poulsen
Panthella Floor
この木なんの木、気になる木のCM、最近見ないですね。
テーブルライトの時はきのこだと思っていたのですが、フロアライトになると樹木のように見えて、ふとそんな懐かしい歌を思い出しました。
ほわんと光る幻想的な白い木。プラスチックでできているのに、植物のような生命力を感じる灯りです。
プラスチックの木の下で
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Verner Panton(ヴェルナー・パントン)の最もポピュラーな照明デザインである、「パンテラ | Panthella」。
特にテーブルライトは雑誌に載っている素敵なお部屋で見かけることも多く、今一番インテリアに取り入れたい灯りNo.1と言っても過言ではありません。
5種類のサイズで展開される中でも、パンテラテーブル400と同じく1971年に誕生したオリジナルサイズのひとつであるパンテラフロア。
直径50cmのシェードがダイナミックな存在感を放ちつつも、乳白色の柔らかなカラーリングが圧迫感を感じさせることなく優しくインテリアに溶け込みます。
そう、まるで木。観葉植物が設置するインテリアスタイルを選ばないように、このライトもまたそんな感覚で取り入れることができます。
ミッドセンチュリーの家具との相性は言わずもがな、ミニマルだからこそ北欧やナチュラル、少し意外なクラシカルスタイルまで違和感なくマッチすることでしょう。
もちろんデザイン自体は、パントンらしく近未来的で有機的。素材もスペースエイジ感の強いプラスチック。
アイコニックな佇まいでありながら変幻自在になじむ柔軟性を持ち合わせるのには、お部屋全体に柔らかく広がる光り方に秘密があるようです。
取り入れられているのは、シェードの中央にある光源を下から支えるラッパ型のソケットカバーが反射板の役割を果たすことで、眩しさを感じさせないグレアフリー構造。
PH5の紹介で耳にすることの多いこの言葉。実は、親交のあったポール・ヘニングセンのデザインに実際に影響を受けているんだそうです。この温かな灯りこそがパントンらしさとスタイルフリーを両立させています。
大きな木の下で本を読む、うとうと昼寝をする、コーヒーを飲みながらぼんやりする。
本物の植物ではないけれど、自然とともにあるような癒しのインテリアを作り出してくれるパントンのフロアライト。
さて、皆さんならこの心地の良い大きな白いプラスチック木の下で、どんな時間をどんな風に過ごすでしょうか?