yamagiwa
MAYUHANA Ⅱ
生活するにあたって重要な役割を持つ灯。
インテリア照明として日々過ごす空間に必要不可欠な存在です。
世界のどの場所にも昼と夜があるように、どの場所でもそこだけの灯があるはず。
環境や国ごとでプロダクトデザインが大きく異なるように、照明の持つ「灯」のデザインも大きく異なります。
本日紹介させて頂くのは枠の無い美を感じさせる名照明。
灯の完成形
>>この商品の詳細を確認する
空間全体を優しく包み込む灯。
うっすらと透ける繊維が集まって形作られた照明「マユハナ / MAYUHANA」。
内部が柔らかく発光し、その光を繊維の膜が遮ることで生み出される零れる灯が特長の名照明です。
デザインを手掛けたのは建築家、伊東豊雄氏。
せんだいメディアテークや自邸であるシルバーハットで知られる世界的建築家です。
うっすらと透ける繊維。
このシェードはグラスファイバーを透明な樹脂で固めることで形成されています。
触れると以外にも弾力があるシェードは見た目の繊細さからは想像できないほどの強度を持ち合わせています。
均整のとれた美しいフォルム。
完璧を感じさせるこのバランスの秘密はディティールにもあります。
パーツに既製品を用いるのが通常とされる照明器具。
しかしMAYUHANAは細部のパーツまでオリジナルのパーツが使われています。
360度どこから眺めても美しいMAYUHNAのこの完成度は細部にこそ宿っています。
零れる灯も緻密な計算により生み出されたもの。
中央のランプから放たれる光は二重になったシェードを通り、反射と透過を繰り返しながら周囲の光までも取り込みます。
このシェードの密度は綿密に計算されており、暗い部屋で照明の中央部分を直視しても眩しさを感じにくい様に設計されているそう。
眩しさの無い作りながら確りと空間に灯を届けています。
「西洋的でも東洋的でもない、幾何学的でもあり非幾何学的でもある」
伊東豊雄氏がそう言うように、MAYUHANAは既存の枠にとらわれずリビングやダイニングは勿論、寝室、玄関、廊下、和洋を問わず様々なスペースに溶け込みます。
いつもの空間を零れる灯で優しく満たしてくれるはず。
枠の無い美を持つ名照明のご紹介でした。