BORNHOLMS MOBELFABRIK
Teak Wood Book Shelf
キャンプでテント泊したあと家で寝るときいつも思う、お布団最高~!旅行からようやく帰路についたとき結局思う、お家最高~!
出かけるのも楽しいんですが、なんだかんだ家が好きなんですよね。落ち着くんですよね。
アイムホームの安心感
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祖師谷大蔵店に久しぶりに入荷したチーク材のブックシェルフ。久々だったこともあり「やっぱり、いいなぁ」と漏らさずにはいられませんでした。
デンマークビンテージといえばコレ!といわんばかりに漂う風格。温かみのある、なんてありきたりな表現しかできないのが悔しいほど、あるだけで優しくほっこりとした気分にさせてくれます。
1942年にデンマークの小さな島・ボーンホルム島で誕生した、BORNHOLMS MOBELFABRIK(ボーンホルムスモーベルファブリック)。
残念ながら1988年に工場は閉鎖していますが、現在でも北欧家具の代名詞的な存在として多くの人に愛されるメーカーです。
今では希少な素材と緻密な造りによって格式高い印象をもつ北欧家具ですが、同社のアイテムは本国ではもともと日常の家具。1960~70年代には多くの一般家庭で使われていました。
生活の中にありふれていたというのはなかなか想像がつきませんが、このシェルフもポピュラーな部類というわけです。
デザインを手掛けたのは同社の設立者でもある、Johannes Sorth(ヨハネス・ソース)。上段のシェルフ部分は上にいくほど奥行が浅くなり、180cmを超える背高の圧迫感を感じさせぬよう配慮がなされています。
また可動式の棚板を取り入れた実用面もさることながら、その板を頑丈に支える平たく小さな頑張り屋さん(=金具)も可愛いらしいので、個人的には見逃してほしくないポイントです。
さらに下部には扉収納を備え、収納力は言うまでもありません。が、一番注目してほしいのは脚部。脚付きが多い北欧家具の例に倣い、こちらもややテーパーした脚が付いています。
大きな家具だからこそ“ 抜け ”をつくる。足し算と引き算の巧みさは、北欧の得意分野なのかもしれませんね。
それでも赤みを帯びたチークならではの木色に杢目。滑らかな肌さわり。纏うオーラは安心感そのものです。
この家具があるだけで、もっとお部屋が好きになる。大げさではなく、そんな風に感じずにはいられません。
つい慈しみたくなる北欧のビンテージ家具。きっと早くお家に帰りたくなりそうです。