Boat Wood
Remake Table
時に巡り合う正体不明のビンテージ家具。
いつ生まれどこで作られたのか。
何故このようなかたちになったのか。
得体の知れないそれらはデザイナー等の身元が知れた名品に劣らない魅力を放つことも。
本日ご紹介させて頂くのもまた、不思議な魅力を持ったビンテージアイテムです。
正体不明の魅力
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船に用いられていた木材、ボートウッド。
チーク材の様に天然のオイルを含み水に強い材は時間が経過し、本来の用途を失っても朽ちる事はありません。
経年のみならず過酷な環境下で深みを増した無垢材の深く艶のある表情。
それらは新しい価値が与えられリメイク家具として再び使われることになります。
このテーブルも同様。
ただ永く使われるだけでは得られない魅力が随所から伝わってきます。
それぞれのパーツはずっしりと重厚。
無駄の無いかたちが故に素材本来の魅力を十分に感じさせてくれます。
傷やダメージも良い雰囲気。
十分な厚みや節、割れや欠けがデザイン的な要素となりシンプルなフォルムに重みを与えます。
トップのペイントもこのテーブルの特徴。
非常に魅力的で二つとない雰囲気を持ちます。
重ねられた塗装が研磨されることで現れた模様はメノウ石の様。
縞状の柄を浮かばせ、意図的に作り出せないサイケデリックなうねりが露出しています。
長い年月の間に乾燥され使い続けられた古材。
故に狂いの無い安定感を持ち合わせています。
ずっしりとした安心感もユニークなルックスとは相反する魅力です。
サイドテーブルとしては勿論、ランプ台や花台としても良い雰囲気を放ちそう。
ソファやベッドサイド等、様々な場所で個性をみせてくれます。
正体不明の魅力にあふれた佇まい。
アートピースの様な力強い存在感を持った逸品です。