Berbers
Beni Ouarain
本日は、モロッコのベルベル族により脈々と伝えれてきた伝統的な手仕事による希少な手織りカーペット、福島県" ライトイヤーズ / LIGHT YEARS "取り扱い『 ベニワレン / Beni Ouarain 』のご紹介♪
断捨離しても残るもの。生産数の少ない良質な民族ラグ
>>この商品の詳細を確認する
イスラム、アラブ、フランス、トルコ、スペイン・・・。様々な国より入植し宗教や言語も多彩。
そんな世界の文化の交差点のようなマグリブ地方の国「モロッコ」。
国民人口は日本の1都3県よりやや少ないくらいでしょうか?地中海と大西洋に囲まれ、内陸部のほとんどがサハラ砂漠で占める同国で、先住民として暮らしていたのがベルベル人です。
ヨーロッパではムーア人(モーロ人)と呼ばれていますが、ベルベルもまた外来者から与えらえれた呼称との事。
水が少ない砂漠の国ではありますが、標高4000メートルのアトラス山脈は雪が降る為、雪解け水によるオアシスが、麦やブドウ等の農作物を育て、野菜、豆、果物等、様々な食材の原産国としても知られています。
海に面している事から魚介類も豊富。家畜も育てながら、ベルベル族は遊牧民として暮らしてきました。
ガスも電気も水道もない昔ながらの自給自足の暮らし。
ベルベル族の1年間は農業と遊牧のサイクルに分かれ、テントと岩山に同化した石の家を行き来するそうです。
故に持ち物はとにかく少なく、必需品は絨毯、かまど、調理器具、編み物くらい。片づけの必要がないくらいシンプルな暮らしをしています。
「いつ引越になっても慌てないように」私も元々片付けが苦手でしたが、断捨離をしてスッキリした後、片づける物自体が無くなれば確かに部屋が散らかる事も無くなりました。
とはいえ、断捨離で手放さなかった物というのは、小さなものでも選べれしもの。
丁寧に、大切に使い、素材の質感まで楽しむ心の余裕が生まれた気がします。
遊牧や農業の傍らでベルベル族は石の家の記念撮影やプロパンで沸かしたお茶を売る等、生活の糧を得るために様々な仕事をしていますが、大きな製造工場のない少数民族にとっては、手仕事で生み出した工芸品の物々交換も貴重な収入源のひとつ。
生産数の少ないモロッコラグ「ベニワレン」は近年世界的な人気を呼び、多くのインテリアファンに支持されています。
使い込むほどに艶や風合いが増す良質な山羊の毛による手織りラグは、ひとつひとつ長い時間をかけて織りあげられていきます。
色移りの様な変色があるところは少し残念ではありますが、ビンテージ好きが多い本物志向のお客様には、使用感あっても風合いの良さが勝るのではないでしょうか。
北欧テイスト、ナチュラルデザイン等、インテリアテイストには温かく溶け込み、またUSビンテージテイストや工業系デザインには、ブラウン色の模様がシックに馴染みます。
お引越の家具選びにプラスして足元を表情豊かにしてくれる民族ラグは、在庫限りとなりますのでお早めにどうぞ♪