Figgjo
Sicilia 7 Plates
燦燦と降り注ぐ太陽とたっぷり実った果実たちに気分もハッピー。さぁ、みんなで収穫しようじゃないか。
「進み具合はどうだい?」「もうかごに入りきらないほどいっぱいよ」「いや疲れた…ちょっと休憩」
「ブドウ♪ブドウ♪」「よし、誰も見ていない間につまみ食い!パクッ」
(…なんてね。)
つづきは食卓で
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それぞれの話し声が今にも聞こえてきそうなプレートたちを目の前に、つい会話を想像しちゃったりなんかして。大の大人がお恥ずかしい限りです。
でも本当におとぎ話から飛び出てきたような躍動感に、きっと誰もがファンタジーの世界へと誘われるはず。
1941年の創業から続くノルウェーの老舗の陶器ブランド、Figgjo(フィッギオ)。社名を何度も変えながら、約80年もの長い歴史を繋いできました。
ただ現在は白を基調とした食器の生産がほとんどで、愛らしいノルウェーデザインはビンテージでしか手に入れられないアイテムです。
とりわけ、数々の人気シリーズを生んだ、Turi Gramstad Oliver(チューリ・グラムスタッド・オリヴェル)は同社のミッドセンチュリー期を支えたデザイナーのひとり。
明るさをまとう独特のタッチと落ち着いたカラーリングが特徴のペイントは、「チューリ・デザイン」として今もなお多くのコレクターに愛され続けています。
そのひとつがこの「シチリア | Sicilia」。イタリアのシチリア島をイメージした果実や花が描かれたにぎやかで明るいデコレーションが魅力のシリーズです。
しかも今回は異なる登場人物(絵柄)が主役の7枚セット。全員が浮かべる楽しそうな表情に、見ているだけで元気がもらえる気がします。
パスタやメインデッシュをのせたい大きなお皿は約30cm。それを取り分けるのに丁度よい小さなお皿は約18cm。
大勢で囲む食卓に華を添えるだけでなく、単体で使うときには気分に合わせて図柄を選ぶのも楽しみになりそうです。
どこかレトロで懐かしい、地中海の南の島のそれぞれの住人たちが紡ぐ物語。皆さんはどんなストーリーを思い浮かべましたか?
これを書いている私は、話を考えれば考えるほど愛着が湧いて、なんだかもう全員に名前まで付けたくなってきました(セットのお皿ってこういう楽しみ方もあるんだな)。
でもやっぱりこの物語の続きは新しい持ち主のもとで。大切に続いていくことを願っています。