FARSTRUP
Model 213
本日は、素材選定と加工技術に一切の妥協を感じない、デンマークデザインの黄金期に生まれた良質な椅子デザイン" ファーストラップ / FARSTRUP "『 アームチェア Model 213 』のご紹介♪
個性は型の上に咲く

" ファーストラップ / FARSTRUP "は1910年に木材製材所として創業。1918年から椅子の製造を始め、北欧デザインが国際的な脚光を浴びる50年代より急成長を遂げたデンマークの家具メーカーです。
木材に拘り伝統的なデンマークデザインを踏襲するシンプル且つ機能的な家具製造が特徴。日本におけるカリモクやマルニ木工の様に、耐久性と美しさを兼ね備えた高品質な家具づくりに誇りを持ち、当時のユーザーや現代のビンテージファンからの信頼を勝ち取っています。


こちらは" トーマス・ハーレウ / Thomas Harlev "が1958年にデザインを手掛けた同社の代表的プロダクト『 Model 213 』。
フレームには「アフリカンチーク」とも呼ばれるアフリカ原産の高級木材アフロモシア材を使用。美しい木目と光沢、高い耐久性が特徴です。


余計な装飾をそぎ落とし、素材の個性とシルエットを強調させる北欧らしい「引き算の美学」。フォルムデザインに対する共通する考え方は他と共通しているものの、それ故にディティールの違いに個性が生まれやすいのが北欧のチェアデザインです。
先端に向けて細く伸びるハノ字の木製レッグ。背中を委ねられる曲面構造の背もたれ等の他の北欧椅子との類似点がある中で、目に留まるのはアーム先端から背もたれへと流れるライン。ブラック色のビニールレザーとのコントラストはあるものの、アームと背もたれが一体の造形であるように美しいアウトラインを描いています。


「北欧デザイン=細い」という人のイメージはありますが、単にすべて細ければ成立するものではなく、その厚みの強弱こそ重要。人が腰かけるものとしての耐荷重をクリアしながら、見た目の美しさとのバランスが取れた構成が保たれています。
ほっそりとしたアームの手元に対して、背もたれに向けて木の厚みは徐々に増され、必要な強度と重厚感を得ています。また身体の触れる箇所は面で構成。その他を丸く削る等、部材により異なる形状は陰影にも変化を加えます。
デザイナーと熟練職人の意匠が感じられる精巧なモノづくりは、ビンテージとして風合いを増した今日でも変わる事無く人の心に伝わります。











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