BISLEY
BASIC Series BA3/6 Cabinet
こんばんは。たんぽぽもいつの間にやら綿毛になり、寒いというより涼しい風の中で日々を過ごすような季節になってきました。
不穏な情勢ではありますが、それでももう5月。新しい環境に変わり時間も経って自分なりに慣れてくるタイミングです。そうなると、今度は新しいルーティーンに合わせて効率よく、もしくは気持ち良く過ごすためのアイテムが欲しくなる頃。
「あれがあったら」「これがあったら」と悩み始める頃です。
その中でも実用性から外せないのは収納。自分なりに分類して整理整頓する事は今後のストレスを減らす上でとても重要です。
今回ご紹介するのは70年以上の長い年月、人々のそんな要望に答え続けて来た老舗の一品です。
宜しければ最後までお付き合い下さい。
いつもの作業をスムーズに
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今回ご紹介するアイテムは伝統と格式を連綿と受け継ぐ国、イギリスのビスレー社のもの。1939年にイギリスのビスレー村で当初は自動車のパーツメーカーとして創業しています。当時は金物を製造する企業であったのですが、1940年代からは市場の要望に答えキャビネットの製造を開始。
その長い歴史をスタートします。
今回のキャビネットは奇をてらう事のない、無駄の無いフォルム。アイテム名の通り、A3サイズが収まる抽斗が6杯備え付けられています。
1杯の深さは8.5cm。ある程度厚みのある書籍や、オーガナイザーなどを入れても余裕のあるサイズ感です。クロームメッキが施された取っ手も使いやすく、シンプルながら使うたびに愛着の湧く形。
指2本がつっかえる事無くスムーズに入り、引き出しのしやすいディティールは良く考えられており長年使い続けられる要素の一つです。
抽斗の滑りも良くストレスはありません。スライドレール式とはまたひと味違った心地よい抵抗がありますので、アナログの作りの良さを感じる事が出来ます。シンプルがゆえに作りの良さが浮き彫りになる点ですが、そこは流石の一言です。
加工技術の高さは折り紙付きで、ハーマンミラー社のヨーロッパ仕様の製品の多くはビスレー社が手掛けているのも頷ける話です。
インテリアを語る上で外すことの出来ない名ショップ「ハビタ」や「コンランショップ」の生みの親であるサー・テレンス・コンラン。
氏が、空間を物で溢れさせないためのいわゆる「ストレージ提案」を行った事でビスレー社は一段と規模を拡大させ、
1970年代を境に同社のキャビネットはヨーロッパ中に広く普及し、世界的な企業へと成長しました。
時代を経る中で多くの製品が通り過ぎて行く中で、このキャビネットは大きく変わる事なく作られ続けているのです。
日本だけにとどまらず世界中で使われているキャビネット。ビジネスシーンは勿論、普段の生活の中でも活躍してくれるでしょう。
テレワークや在宅勤務で頑張られている方もいらっしゃるかと思いますが、スピード感が必要になるいつもの作業に使う物だからこそ、高品質で、使い出の良いモノを。
自分への応援の気持ちで、こんなキャビネットはいかがでしょうか。
オンラインストアからもご覧いただけますので、宜しければこちらもお読みいただければ幸いです。