BIEFFEPLAST PADOVA BOBY WAGON Joe Colombo
本日は、皆さんも良くご覧になった事があるでしょうボビーワゴン 3段3トレーとなります。 こちらは現行のB-LINE社ではなく、ビエッフェプラスト パドヴァ社製となります。なぜ、希少なのかこれから書いてみたいと思いますので、是非ご覧くださいませ。オリジナルだからこそ価値のあるデザインワゴン
先ず、デザイナーのジョエ・コロンボ氏は、その生涯を41歳で終えるわけですが、建築家兼デザイナーとして飛躍しだしたのは、亡くなるまでの10数年だけという数奇な運命を持つデザイナーです。しかしその10年余りに凡そ300と言われる数多くのプロダクトに携わり、その代表作がBOBY WAGONです。当時は新素材として現れたプラスチックを、軽量で機能的なデザインに仕上げたデザイナーとなります。 現在はPCなどがメインですが、元々は当時盛んであった建築などには欠かせない製図用デスク周りのワゴンとしてデザインされてます。ですので、小分けが出来るトレイは個々に開閉が出来て、天板にはペンなどが転がらないよう仕切りがあり、長い定規や製図なども収納できるように取り外しが可能な棚が存在します。 4面すべてが何かしらの収納ができるデザインにキャスターベースで、座っていても必要な物を必要な時に取り出せるようデザインされています。 また、プラスチック製である為、非常に軽量で耐久性があります。またプラスチックの特性を活かした様々なカラーリングもボビーワゴンのユニークさには欠かせない要因ですね。 現在では、塗料が改良され素材も進歩を重ねていますが、当時の新素材にムラのないカラーで作る家具(ワゴン)は難しく珍しかったことでしょう。 しかし、 BIEFFEPLAST PADOVA社はジョエ・コロンボのデザインを見事に商品化した最初のメーカーとなります。ホワイト・ブラック・レッド・イエロー・グリーンの5色展開を見事に成功させ、後の名作を生みだしたメーカーです。 現行のイエローとは微妙に違うイエローは、パッションがありその存在感をより強く表現してくれるボビーワゴン。真新しい新品も良いですが、オリジナルだけが持つ魅力もまたデザイナーズアイテムには欠かせないファクターです。 ジョエ・コロンボはその短い人生で様々なプロダクトを手掛けております。イタリアのオールーチェからはスパイダーデスクランプや置時計のOptic、果ては煙草を持ちながらウイスキーが飲めるようにデザインされたアシメントリコグラスなど、ユニークでウィットに富んだプロダクトが多く存在します。 ボビーワゴンは、ニューヨーク近代美術館(MoMA)のパーマネントコレクションに選定され、名作として展示保管されている著名なプロダクトです。是非ご自宅やオフィスなどで活用していただき、デザインのすばらしさや利便性を感じていただければと思います。----------------- SPEC -----------------
Item number: SA05-301
Size: W 43× D 42 × H 73 cm cm
Price: ¥SOLD OUT
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