VATNE
Falcon Sidetable
こうして家具に囲まれる仕事を選ぶ前は、「格好いいテーブル」なんて考えたことも無かった私。
食器が置けて、リモコンが置けて、雑誌も重ねておければ十分。確かにテーブルの役割なんてそんなものかも知れません。
でもきっと、その存在を知っていれば考え方がガラッと変わったはず。昔の自分に教えてあげたい、格好いいデザインのサイドテーブルのご紹介です。
今にも飛び立ちそうな…?
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枝分かれしたアームがガラス天板を支える特徴的なフォルム。その名も、ファルコン。
ファルコン。
ハヤブサです。確かに?そっくり。ですよね。
いやどこがやねん!
そんな心の声が聞こえてきそうですが、間違いなくファルコンです。
F-ZEROでもネバーエンディングストーリーでもなく、鳥のほうのファルコンです。その理由はこのチェア。
ノルウェアーの家具ブランド"バットネ Vatne"社のフラッグシップモデル、『ファルコンチェア』に合わせるために販売された同シリーズのアイテム。そのためテーブルにもファルコンの名が冠されているのですね。
ハヤブサが大きな羽を広げて今にも飛び立とうとしている姿さながらの雄々しきフォルム。
そして宙に浮いているような浮遊感のある座り心地が楽しい名作チェアです。
※こちらは販売済みとなります。最近見てないなぁ…。お買取りのご相談お待ちしてます!
ということはチェアの付属品程度の立ち位置なの?なんて心配する必要が無いくらい、ファルコンテーブルも十分すぎるほどに個性的です。
チェア同様にフレームが多方向に伸びていく様は、しっかり根を張った大樹のよう。そんな自由な姿が実現できるのは加工性に優れたプライウッドだからこそ。
家具作りの世界では20世紀最大の発明と言えるプライウッド。何層にも重ねた薄い板に、熱を加えて圧力をかけることで、一枚の板では絶対に実現できない曲線を可能にしたもの。
ファルコンテーブルは同じ4本のパーツを組み合わせることで構成された、シンプルながら一度見たら忘れがたい構造をしています。
スモークガラスの天板が全体の印象をぐっと引き締めていると思いませんか?
クリアガラスだったらもっとナチュラルな雰囲気になったと思いますが、どこかモダンに映るスモークガラスのおかげで、フレームのスマートさが際立っていると感じます。上から見ても格好いいですね。
個性が光るファルコンテーブル、いかがでしたか?
ファルコン感(?)はやや低めながら、そんなことは問題にならないスタイルの良さ。お部屋の中でもアーティスティックに佇んでくれることと思います。
シリーズ名に縛られず、色々なアイテムと合わせてオリジナルな空間作りに挑戦してはいかがでしょうか。