Herman Miller
50’s vinatge Eames Plywood Dining Chair DCM
先日も入荷後即完売となった巨匠 " チャールズ & レイ・イームズ / Charles & Ray Eames " が1945年にデザインしたミッドセンチュリーの不朽の名作チェア " ハーマン・ミラー / HermanMiller " 社製 『 イームズ プライウッド ダイニングチェア ・ メタルレッグベース / Eames Plywood
Dining
Chair ・
Metal Leg Base = DCM 』 のビンテージ版のご紹介です♪
20世紀最高のデザインに選定された名作チェア!
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1946年にMoMAで開かれた個展 「 チャールズ・イームズの新しい家具 」 で公開されると、瞬く間に人々の注目を集め、イームズ作品の中でも最初に発売した家具であり、人気を博した作品の一つ。
また、ご存知 " TIME " 誌から 「 Best Design of the 20th Century ( 20世紀最高のデザイン ) 」 に選定されたプロダクトであり、同誌は 「 優雅で、軽やかで、快適 」 と評しています。
プライウッドによる三次元成型の試作を繰り返していたイームズ夫妻が幾度の研究の末、一体成型への拘りを捨てる事によって生まれた歴史的名作チェア。
後にネジ止めとショックマウント( ゴム製のパッド ) を用いた特殊な技法で接着させ、シートのプライウッドをフレームに固定させる事に成功。
バックレストやシートの成型合板、前脚から背凭れに繋がるフレームの3つのピースに分かれたシンプルな構造ながら、その軽快な見た目を覆す強度のある画期的なチェアが誕生しました。
同様の構造を持つラウンジチェアタイプ 「 LCM 」 よりもシートハイが高く、幅や奥行きもコンパクトに抑えられた設計。故に立ち座りが容易で、ダイニングテーブルは勿論、デスクや読書用のチェア等、様々なシーンで活躍が期待出来ます。
奥に傾斜の掛かった広めのシートに深めのバックレスト、広がりのある脚部は柔らかで安定した座り心地を提供してくれます。
また、現行品と同様のクロームメタルレッグに " Domes of Silence ( 沈黙の円蓋 ) " と呼ばれる初期型のメタル製グライズ( 後にブーツグライズが誕生します )が備わり、このクッション効果によって軋みなくカーペットやフローリング、タイルといった様々な床面での使用が可能です。
この緩やかに曲線を描くシートは、人間工学に基づいた設計により、性別や体型問わず幅広い層の身体にフィットする完成度の高いデザイン。
背・座シートのマウントも現行品より厚みがあり、着座した際に若干ながらもムーブします。フレームもスチールパイプではなく丈夫なロートアイアン製。ありがちな接着リペアの形跡はありませんが、ペイントロスがあった箇所にプロによる綺麗なリペア&リペイントが施されおり、綺麗な仕上がりを見せています。
圧倒的な存在感と美しい機能美で、設置した空間をセンスアップに導き、ダイニングテーブルやデスク、オープンスペース用として多くのシーンに対応してくれる飾っても絵になる万能チェアです。
私も対で愛用していますが、丈夫なので壊れる事もなく、飽きずに長年使い続けています。デザインも然る事乍ら、やはり実用性に長けているのでしょうね!
メーカー、デザイン共に大変人気が故、昨今リプロダクトやジェネリックといった類似品が多数販売されていますが、当時のディティールを残した大変希少な1951年製のビンテージ品。
オーク材の独特な美しい杢目模様と質感を感じられるシックなブラックカラー。 擦れや小傷、( ロートアイアンが故に )メッキの剥がれや錆といったヤレた感じも製造から約70年もの歴史を刻んだ証。
それもこれもビンテージならではの風合としてお楽しみ頂ければ幸いです。
中古市場をでもなかなか見ない " エバンス社 / EVANCE " 期直後のビンテージ品ですので、コレクターズアイテムとしてもお薦めです!
お探しだった方は是非この機会にご検討下さいませ。wW