Herman Miller side shell chair 2nd vintage

ミッドセンチュリー期の半ば、偉大なデザイナー夫妻によって誰もが知る名作チェアが誕生します。 完成から半世紀以上たった現在でも、その新しさは素晴らしいデザインの起源となり影響を与え続けています。 本日ご紹介させて頂くのは、そんな歴史的名作サイドシェルチェアになります。

色褪せない名作

>>この商品の詳細を確認する 1948年、ニューヨーク近代美術館のMoMAローコストデザインコンペにて発表され、当時の人々にとって大きな衝撃を与えた傑作。 デザインは皆様もご存知、巨匠チャールズ＆レイ イームズ夫妻になります。 イームズ夫妻の作品は、時に本来の用途を超え美しい作品のような風格を醸し出します。 今回ご紹介するのは1955～1970年代にハーマンミラーにて販売されていた2ndビンテージのシェルチェア。 近年復刻されたFRP製のシェルとは違い、ファイバーの量も多く圧倒的な存在感がありオリジナルの風合いが魅力的です。 現行のシェルには出せない時間の経過により褪せた色味がより風格を醸し出しています。 最大の魅力は何といっても素材を一体成型する手法により生まれる、つなぎ目のない滑らかなシェル。 有機的な形をしたシェルは身体を優しく包み込み、想像以上に柔らかく快適な座り心地を実現しています。 デザイン性や合理性だけでなく、圧倒的な機能性を兼ね備えたプロダクトは正にデザインの到達点とも言える唯一無二の存在です。 脚部は最もシンプルな形状をした飽きの来ないデザインのHベース。 エッフェルベースやスタッキングベース、キャッツクレイドルにデュエルレッグなど様々なベースが存在しますが、このHベースが1番シェルの存在感を引き立てているように感じます。 今回取り付けられているのは、その中でも珍しいウォールガード仕様の物なります。 このウォールガードは名前の通り、シェルの上部より後ろ足が後方に長く、椅子を引いた際壁に座面が当たってしまうのを防止してくれます。 眺める角度によって様々な表情を生み出すシェルチェア。 イームズ夫妻が手掛けた作品は世界中に圧倒的な存在感と衝撃を与え、今も尚多くのファンを魅了し続けています。 不朽の名作を是非ご検討下さい。