Herman Miller
side shell chair
ミッドセンチュリーを代表するデザイナーとして知られているチャールズ&レイ・イームズ夫妻。彼らがデザインしたシェルチェアは、それこそミッドセンチュリーのアイコンとも呼ばれるべき存在です。
シェルには色々なカラーがあったり、張地にファブリックやレザーがあったり、はたまたベースにまで種類があったり。こんなに種類があるものですから、自分がコレだ!と思うシェルチェアに出会えることもずーっと続く人気の1つなのかもしれません。
それぞれの魅力
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現在、祖師谷大蔵店に在庫しているシェルチェアは約10脚程。その中から、少しだけ特別なシェルチェアたちをご紹介です。
Herman Miller light blue shell chair
まずはイチオシ、『ライトブルー』のシェルチェア。通称「ロビンズエッグブルー」とも呼ばれ、ハーマンミラーでの生産は1960年代までの短期間で、中古市場でも流通数の少ないコレクタブルなアイテムです。
ロビンズエッグブルーはあのジュエリーブランド「ティファニー」のティファニー・ブルーの由来となったカラーでもあるそうです。経年変化により、ティファニーブルーよりも鮮やかさが控え目ですが、くすみブルーのような柔らかな色合いがより一層オシャレに見えます。
レッグに使用されているのはXベース。サイドシェルに取り付けることによって、通常より座高が低めに、また重心がやや後ろに傾く座り心地となっております。この傾きのおかげでゆったり読書をしたりするのにちょうど良さそうです。
Herman Miller white ash shell chair
こちらは『ホワイトアッシュ』のシェルチェア。チャールズ&レイ・イームズ夫妻が実現したかったウッドの一体成型タイプとなっております。こちらが実現したのは、夫妻が亡くなってからとなりますが、ずっと追い続けてきたからこそ最初の夢を叶えることができたのではないでしょうか。
しかも、ホワイトアッシュは9年続くインプションでも初入荷。現行タイプもビンテージ同様、入荷の頻度はまちまちです。現行だし、すぐ会えるかな、と思っていたら、また何年後になってしまうか分かりません・・・ので、ご注意ください。
Herman Miller small dot shell chair
こちらはチャールズ&レイ・イームズ夫妻がデザインしたファブリック、『スモールドット』が張られたシェルチェアです。スモールドットパターンは1947年にデザインされました(シェルチェアよりも1年先輩です)
シェルはカフェオレのような絶妙な色味の2ndビンテージタイプとなります。ファブリックはベージュ、シェルはグレージュ系、組み合わせが最高です。
Herman Miller Harlequin shell chair
最後は2013年にMid-Century Modern18周年を記念して18脚限定で製作された『ハーレクィン』のシェルチェアです。生地4枚を別々のカラーで縫い合わせて作ったハーレクィン仕様(今回は3色となりますが)のフルカバーはこの時まで復刻生産されていませんでした。
この配色違いのパターンはこれからも希少となると思うので、お見逃しなく。
今回使用されている、インパクト大のファブリックはアレキサンダー・ジラルドによってデザインされた「ホプサック」という生地になっています。しかもこの生地、デットストックものです。
いかがでしょうか。どれもこれも特別な1脚たちです。シェルチェアの種類は様々なので、合わせるインテリアも様々です。是非ご自身のお気に入りを手に入れて下さいね。
すべて祖師谷大蔵店にて展示しておりますので、お近くにお越しの際は是非お立ち寄り下さいませ。