Herman Miller
Arm Shell Chair
ミッドセンチュリー期の半ば。
偉大なデザイナー夫妻によって誰もが知る名作家具が誕生しました。
完成から70年程たった現在でも、その新しさは素晴らしいデザインの起源となり、新たなデザインにも影響を与え続けています。
本日ご紹介させて頂くのは、そんな歴史的名作イームズ夫妻が手掛けたアームシェルチェアです。
輝き続ける名作
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1948年、ニューヨーク近代美術館のMoMAローコストデザインコンペにて発表され、当時の人々にとって大きな衝撃を与えた傑作。
複雑な三次元曲面による背座一体型のシートは、それまでの椅子に対する概念を一変させます。
量産可能なこの成型法は以降の家具デザインにも大きな影響を与えた唯一無二の存在。
最大の魅力は、何といっても素材を一体成型する手法により生まれる美しいフォルム。
緩やかな美しい曲線の背座一体のフォルムは、眺める角度によって様々な表情を生みます。
身体を優しく包み込み、想像以上に柔らかく快適な座り心地を実現したシェル。
デザイン性や合理性だけでなく、圧倒的な機能性を兼ね備えたプロダクトは正にデザインの到達点とも言えるのではないのでしょうか。
シェルはビンテージの良い趣を復刻した現行版のFRP仕様。
2nd時期頃のシェルと同じようなファイバーの量が使われています。
現行のシェルという事もあり耐久性もお墨付き。
脚部はラウンジ用としてデザインされたキャッツクレイドルベース。
キャッツクレイドルとは「あやとり」の意味。
足を延ばしてリラックス出来る低い座面が特徴です。
エッフェルベースとはまた違ったデザインのベースが、ネイビーのシェルと相まってビンテージ感を醸し出しています。
日常品として考えられ、実用的でありながら美しい。
現在でも圧倒的な存在感を放つシェルチェアはイームズ夫妻だからこそ実現できたのかもしれません。
2人が手掛けた作品は世界中に衝撃を与え、今も尚多くのファンを魅了し続けています。
不朽の名作を是非肌で感じてみてはいかがでしょうか。