knoll
420 Side Chair
ミッドセンチュリー期を代表するとも言える名作デザインのひとつ『420 Side Chair』。
スチールワイヤーを溶接結合させることにより叶った繊細なデザインと強度の両立。
彫刻、デザイン、金属加工と幅広い才能を持ったハリーベルトイアだからこそ生み出す事の出来た、後世に残る1脚です。
軽やかで重厚
上記のような多彩さに目を付け、製造工場の一角をベルトイアに貸し出した"knoll"。
そんな環境の中で自由な創作活動を行い、その末生み出されたのがベルトイアのワイヤー家具コレクションです。
今回はそんなコレクションの中の1つ『420 Side Chair』の貴重なビンテージ品が入荷しました。
スチールワイヤーの1本1本はそれぞれ違うカーブを描き、それらを溶接で接合する事によりこの3次元的な造形は生み出されます。
「空気と鋼の彫刻」。正にその呼び方が表す通り、「軽やかさと重厚さ」を併せ持った稀有な存在です。
空間が多く取られている為、背景さえもそのデザインとして取り込むワイヤーチェア。
置く場所や見る角度によって実に様々な表情を見せてくれます。
空気に座るようでありながら、その計算しつくされた曲線と堅牢な素材により座り心地は実にしっかりとしたもの。
軽量で扱いやすく、使い心地にも「軽やかさと重厚さ」の両立を見る事が出来ます。
適度に錆の乗ったビンテージ品。より「鋼」をダイレクトに感じて頂ける味わい深い仕上がりです。
後世まで色褪せないデザインと一緒に、使ううちより深まる風合いもお楽しみください。