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WiLL Fridge 260L
近年はデザインされた冷蔵庫は少なく、機能優先で画一的なプロダクトばかりだと思います。良いデザインだなと思うとイタリア製のSMEG社であったりアメリカGE社製の冷蔵庫でとても手が出ない価格の冷蔵庫ばかり。このWiLLシリーズは唯一と言ってよいデザインプロジェクトを2000年から2005年の間に、複数の異業種企業で生まれ製造されたプロジェクト。車はトヨタから販売され、今も数は少なくなりましたが現在も走行しているのを見かけます。そんな日本を代表するデザインプロジェクトの希少な一品となります。
異業種間による新たなマーケッティングとして生まれました
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トヨタ自動車、アサヒビール、松下電器産業(現パナソニック)、など主に5社位で展開され、ロゴは統一されておりました。
特にトヨタ自動車やナショナルのWiLL Fridgeは見事にマーケティングと嵌り、デザインやインテリア好きには当時から好評でした。
このオレンジの冷蔵庫は発売当時限られた量販店でのみ100台限定で販売されておりました。
現在でいうとこのサイズ同等の冷蔵庫を購入しようとするとSMEG社で約550,000円、しかも半年近く待つこともあるのだとか。
そして、このWiLL Fridgeよりもレトロでビンテージなアメリカ製の冷蔵庫は、可動品でなんと220,000円以上と非常に高額で取引されています。
こちらのWiLL Fridgeは、製造年は2001年と少々古いですが、機能は自動製氷機・冷凍・冷蔵共に正常に動作しております。
外観には目立つようなダメージは感じられず、丸みのあるレトロなデザインやオレンジがなんとも魅力的です。
庫内は多少の使用感はあるものの、年数を考慮すると良好なコンディションです。
動作も非常に安定しておりますし、冷蔵もしっかりとしています。消費電力も最新の冷蔵庫と比較すると割高ではありますが、このクラスであれば極端に電気代が上がる事もないと思います。デザインやキッチンにもアクセントやインテリア性を持たせて日々の暮らしを楽しく過ごすのも良いのではないでしょうか。もちろん見せるディスプレイとしてカフェなどにもマッチすると思います。