Turkish lamp
Stand Light
6000年以上前に発祥したと言われるトルコの伝統工芸品、トルコランプ。
オスマン帝国時代からモスクや宮殿で使われ、華やかなモザイクガラスを内側から照らすことで作られる詩的な光は世界各国で人気が高く、トルコのグランドバザールではたくさんのランプが吊るされ、お土産として持ち帰る人も多いそうです。
本日はそんなトルコランプが2点学芸大学店に入荷しましたので、違いに着目しながらご紹介いたします。是非お付き合い下さいませ!
モザイクガラスが彩るほのかな灯り
まずはこちらの5段ランプ。サイズ違いの提灯型シェードが積み重なり、巻貝のようなフォルムを形作っています。
トルコランプと聞いて思い浮かべる1灯型の吊り下げ式とはまったく異なるデザインですが、どっしりとした安定感があり取り付けの必要もないため初めてスタンドライトを取り入れるという方にはおすすめの1台です。
直径33cmと置く場所を選ばないコンパクトさも良いですね。リビングだけでなく玄関や寝室でもお楽しみ頂けます。
明かりを灯すとこんな感じ。電球との距離からか、先にいくほどモザイクガラスが強く照らされ、色味が滑らかなグラデーションになっています。
モザイクガラスのカラーが鮮やかなので点灯するとうるさく感じてしまうかと思いきや、埋め込まれた石膏部分は白く光を透過しないのでほのかに辺りを照らす程良さです。
ダイヤ型のモザイクガラスが丁寧に手作業で貼られ幾何学模様を描いているのですが、上段と下段では配色が微妙に異なるため単調さはありません。
無数に埋め込まれたビーズのぽこぽことした質感はやはりハンドメイドでしか出せない味わい深さ。点灯時も消灯時も楽しませてくれます。
お次はこちらの3灯ランプ。THE・トルコランプな吊り下げ式です。
シェード1つ1つはなかなかに重いので風が吹いて揺れるということはありませんが、この浮遊感もどこか非現実的なトルコランプの雰囲気によく合いますね。
先程の5灯ランプとはまた違って、金属ベースの深いブラスカラーが最初に目を惹くからか落ち着いた印象に感じます。
こちらは三角形や四角形のモザイクガラスをベースに、丸いビーズを円形に配置しています。
配色は3つのシェードで異なり、置く向きによって他のインテリアとの組み合わせの仕方も変わってきそう。
ガラスやビーズの置き方や密度が違うだけでここまで変わるのか…と感動しますね。自分でも作ってみたいです。
明かりを灯すとこんな感じ。点灯時も5灯のものとは違い、3つのシェードにそれぞれ電球が入っているためかなり明るく光ります。
シックなカラーのベースと鮮やかなシェードの対比が美しく、また壁を柔らかく照らしてくれるのもスタンドライトならでは。
高さ約75cmとそこまで大きくないので、卓上に置いても良いかも知れません。カフェやレストランの店舗什器として置いても幻想的な空間を演出してくれると思いますよ。
おわりに
いかがでしたでしょうか?imption初入荷となるトルコランプのご紹介でした。
それぞれデザインのまったく異なる2点ですが、伝統工芸らしい気品はそのままにインテリアとしての魅力に溢れたアイテムとなっておりますので、是非この機会にご検討下さいませ!
トルコランプ スタンドライト モザイクガラス 5段 ハンドメイド H93 工芸品
トルコランプ スタンドライト モザイクガラス 3灯 ハンドメイド H75 工芸品