Nehl
Cone Chair
こんばんは。用賀店のふくです。
先日、用賀店にスペシャルなチェアが入荷致しました。
imptionの歴史の中では3回目の入荷。
有名なデザイナーズアイテムや希少なビンテージ家具などの取扱が増え、日々imptionをご利用頂けている方が増えている事を実感させてくれます。
このタイミングで自分の担当している店舗に入荷したことが嬉しく、若干テンション高めです!!
是非、最後までご覧くださいませ。
きっかけの1脚
>>この商品の詳細を確認する
こちらはデンマーク Nehl社のものと思われるビンテージの『コーンチェア』。
コーンという名前はアイスクリームのコーンをモチーフにしているのでしょうか?
このユニークで記憶に残るデザインは“ヴェルナー・パントン”氏によるものです。
パントン氏といえば1960年代を牽引するデザイナーの1人。
ミッドセンチュリーと称されるこの時代は一風変わったデザインのアイテムが多く、見るものの目を楽しませてくれます。
また、驚かされるのはこのチェアがデンマークのレストランの為に作られたということ。
奇抜とも取れるデザインはきっと、レストランに来たお客様に「食事だけではなく、目も楽しんでもらおう」なんて気持ちがこもっているのだと自分は思います。
更にこの鮮やかなパープルカラーは弊社が専門業者に依頼をかけて実現した特別なカラーリングでもあります。
家具ではやや珍しい色味となりますが、このユニークなデザインと相まって空間の良きアクセントとなってくれそうですね。
さて、実際に腰をかけてみます。
座ってみてまず最初に感じるのは居心地の良さ。
シートには丸いクッションが設置され、身体をしっかりと支えてくれます。
それと同時に背もたれに包み込まれるような印象を受けました。
この背もたれは肘掛けの役割も担っております。
包み込まれる感覚は見た目からなんとなく想像出来ると思いますが、背もたれにもクッションが入っておりますので割と自由な体勢での着座でも居心地の良さは変わりません。
この贅沢な座り心地。是非味わって欲しいです。
あとは何と言ってもこの脚部に向かって一気にシェイプするシルエット。
こんなラインを描く椅子って他には見ないですよね?
ちなみにデザインの為だけに細くなっている訳ではありません。
ここを支点にシートは水平方向に回転する機能が備わっているんです。
テーブルについて食事をし、立ち上がりの動作をスムーズにするよう、工夫を凝らしたのでしょう。
また、十字に開いた脚部も安定性を考慮したのだと思います。
以上です。
ミッドセンチュリーのアイテムを好きになるきっかけをくれるパントン氏の残した名作です。
設置した空間のアクセントとなるユニークなデザイン。
使い手へのホスピタリティ。
imptionだけの特別なカラーリング。
自宅に迎え入れるなら今ですよ。