De Padova
SCREEN Movable Partition
お部屋作りをする際に、ポップ、スタイリッシュ、ナチュラルなどのテーマを決めている方もいらっしゃると思いますが、それぞれお好きなテイストによって重要になるポイントが違いますよね。
そんな中でもモダンな空間を叶えるためには、やはり「生活感の薄さ」は外せないキーワードだと思います。でも、生活をしているのに生活感を薄くするって難しい…。
収納家具を増やすとか、なるべく物を持たないとか、様々な対処法がありますが、本日は「仕切る」という選択肢を提示してくれるアイテムをご紹介致します!
「仕切る」イタリアンモダン
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"デパドヴァ De Padova"は1956年イタリア・ミラノにフェルナンド&マッダレーナ・デパドヴァ夫妻が設立したファニチャーブランド。
もともとは北欧やアメリカの家具を輸入し展示するショールームを経営していましたが、その後イタリア製らしい都会的なデザインに北欧家具の柔らかなテイストを取り入れた自社製品を展開するようになりました。
本日ご紹介するのはそんな同社から販売されていたパーテーション。デザインを手掛けたのはイタリアの建築家兼デザイナーのアッキーレ・カスティリオーニです。
カスティリオーニデザインの魅力といえば何と言っても工業的な素材・技法への理解と洗練された佇まい。
アルコランプやカッチャヴィーテサイドテーブルなど、どこか現実味の無いフォルムに集約された機能美が目を惹くプロダクトを数多くデザインしていますが、それは兄弟であり同じくデザイナーでもあったピエール・ジャコモ・カスティリオーニと共に工業用部品を組み立てながらアイデアを考えていたからかも知れません。
今回入荷したパーテーションも、一見どこまでもシンプル。しかし極限まで無駄が排された構造、そしてどれだけ小くても隙の無い美しさを持つパーツによってただ簡素なだけでないアイテムに仕上がっているのです。
フレームはアルミ製、スクリーン部分はスリット加工が施された薄いアルミメッシュのため硬質。パーテーションの後ろ側にあるインテリアの色彩にかかわらず程良く透けさせながらも雑然とした印象にならずにまとめ上げてくれます。
板と板のジョイント部分はゴム製のため柔らかく、お好きな角度で留めることが可能です。スクリーンの作る影の形によって置く角度を決めても面白いかもしれません。
全てのパーツがマットブラックで統一されているためスタイリッシュかつ重すぎない雰囲気を纏い、また透過性もあるためお部屋を狭く感じさせずに仕切ることが出来るのはこのパーテーションならではです。
折り畳めば奥ゆき約4cmとかなりスリム。ぱっと簡単に畳めるので必要に応じて立てたり仕舞ったりすることも出来ます。
どうしても生活感が出てしまいがちなキッチンなどの前に立てたり、お部屋の中でちょっとした空間を作るための間仕切りとして使ったり、オフィスで来客時にさっと立てたり。
秩序正しい直線で構成されたパーテーションが空間にあるだけで、ピリっと空気を引き締めてくれると思います。
本日ご紹介したのは、アッキーレ・カスティリオーニデザインのスクリーン ムーバブルパーテーションでした。
イタリアンモダンファニチャーらしい都会的な佇まいでありながらどこか親しみやすいデザイナーズアイテムです。生活感を薄くしながら、様々なシーンで役に立ってくれると思いますよ。
モダンなお部屋作りの第一歩として、是非取り入れてみてはいかがでしょうか?