Kartell
BOURGIE
晴れ間による猛暑から一転、梅雨が舞い戻ってきました。 湿潤な熱帯まがいの天気が続き、温暖化の影響を肌で実感する今日この頃。
持続可能な社会の実現について、我々消費者も真剣に考える必要性に迫られているような気持ちになります。
本日はこの環境問題にいち早くフォーカスし、漸進的なアプローチで解決に取り組んでいる1949年創業のイタリアのインテリアメーカー「kartell/カルテル」社製のスタンドライト「BOURGIE」をご紹介します。
美と持続性の両立を考える
「Kartell loves the planet」というマニフェストを掲げている同社は、産業廃棄物から精製されたプラスチックや、認証森からの木材など環境に配慮したリサイクル素材を用いた、サステナブルな製品開発を手掛けている、循環型企業のパイオニア的存在です。
kartellのアートディレクター、Ferruccio Laviani/フェルーチョ・ラヴィアーニ氏によりデザインされたBOURGIE/ブルジーというこちらのスタンドライト。
現行品は2024年現在、9種類のカラーが展開されています。無彩色やクリスタル、シルバー、ゴールド、といったオーソドックスなカラーがラインナップの大多数を占める中、今回入荷した個体は一際異彩な雰囲気を放つ、メタリックライトブルー。
ベース部分はゴールド、シルバー、ピンクゴールドの三位一体と、独特な配色となっております。
シャンデリア球の暖色光がシェードやベースに反射して、構造色のような虹色の輝きを放ちます。
電球のリフレクターのようなシェード内部の造形が創り出す光の乱反射により、見る角度によってオーロラのように表情が変化します。
幻想的で神秘的な雰囲気を醸し出す、不思議な魅力があります。
プリーツのシェードやベース部分にはバロック調の装飾があしらわれており、ポップさと同時にヨーロピアン家具らしい優美さを感じさせます。
一見金属にもみえるようなメタリック塗装が施されていますが、先述した例に漏れず、本品も産業廃棄物から生まれたポリカーボネートとABS樹脂からなるプラスチック製。
豪華なフォルムとラフな素材の良い意味でのアンバランスさが、唯一無二の魅力を引き出しています。
小難しいことを長々と書き連ねてしまいましたが、とにかくキラキラしててゴージャス、なのにポップでカワイイ!のです。
なんとこちら、付属のアタッチメントをご使用いただくことで、シェードの高さを変更していただくことも可能です。
その上、大きさの割には軽量なため、持ち運びがしやすいのも優れたポイント。
デザイン美のみならず、機能性も抜群の一品となっております。
BOURGIEは受注生産品となっており、公式通販サイトからの注文も勿論可能ですが、納品までに3~、長ければ半年程時間がかかるとのこと。
今すぐ現物が欲しいそこの貴方を、スタッフとBOURGIEが(文字通り?)首を伸ばして学芸大学店でお待ちしております。
気になる方は、是非現物を見に店舗へ足をお運びくださいませ。
以上、KartellよりBOURGIEのご紹介でした。