SOFTLINE DRUMS POUF STOOL / LOW TABLE

現代を生きる私たちが目にする、新しいアイテムはいずれもシンプルな形が多いですよね。 何故2021年を生きる私たちは複雑怪奇な形ではなく、シンプルな形を望むのか。 今回とても現代らしいアイテムが入荷しましたので、ご紹介と共に少し考えてみる事にしました。 宜しければご一緒にお付き合い頂ければ幸いです。

せわしない日常に

>>この商品の詳細を確認する 今回は家具の国、デンマークからソフトライン（SOFTLINE）社のスツール、ローテーブルです。 日本に多くのインテリアアイテムを紹介してくれている人気のセレクトショップ アクタスでも取り扱われている1台です。 ソフトラインは1979年にウレタンフォームを生産する会社のインテリアアイテムを製造する一部門として設立されたブランド。企業として独立したのは2003年と比較的近年ですが、ウレタンフォームを用いたアイテムに高いノウハウを持つ企業です。 一目すると、木製天板のテーブルと思った方。それは正解です。 ウォールナットが用いられたテーブルは、複層のラインが美しく強度のあるプライウッドのエッジで囲われており、置くものが零れ落ちないようになっています。 何故エッジがあるのか。それは天板がトレイとしても使えるから。なのでトレイと思った方、あなたも正解です。 表裏でエッジの高さが異なるので、使い方に合わせて雰囲気を調整出来るというメリットもあります。 そしてトレイを取り外した後に残るベースの部分。これはスツールやオットマンとしてお使い頂けます。 お写真ではなかなか伝えづらいところですが、クッションはとても軽量で丈夫。どのくらい軽いかというと、側面にあるフープに手を通せば女性でも簡単に運べるほど。 座り心地は程良く硬め。テーブルとして使う時にも安心感のあるジャストな硬さです。 ※上の画像はトレイを天地入れ替えています。深さが違うのがお分かり頂けると思います。 ソファやチェアがあれば便利なサイドテーブルとして。床座のお部屋であれば天板のエッジを低くしてお洒落なローテーブルへ。沢山の人をもてなす方であればスツールとトレイテーブルとして様々に活躍するアイテムです。 デザインとして何かを主張するわけではないけれど、造りは丁寧で美しく。 お部屋の雰囲気を壊さずに役立ってくれます。 話は少し大きくなりますが、名品として呼ばれるプロダクトの多くも、当時は革新的であったアイデアを使い高い機能を獲得したアイテム。美しさはその機能を成り立たせるために、デザイナーのフィルターを通して出来上がった形に過ぎません（デザイナーの審美眼とそれを実現するメーカーの技術がなければ成り立たない事ですけれど）。 今のわたしたちが便利に暮らすための「家具」という目線で考えると、シンプルな形というのは機能にフォーカスしたものと言えるかもしれません。 機能のためではない装飾の美しさは、目に入るとイヤでも気になってしまう事があります。それは普段から頭を使いっぱなしの現代人には少しトゥーマッチなのかもしれません。 逆に機能のための自然な美しさはとてもストレスレス。変に気を遣わずお部屋で過ごしたい方にはピッタリ。 メイド イン デンマークのシンプルなスツール/ローテーブル。お探しの方はこの機会にいかがでしょうか。