Secto Design
Atto 5000 Pendant Light
9月終盤、陽が落ちる時間も少し早まって、夜の時間が長くなったと感じたり、気温も徐々に低くなっていったりと、かなり過ごしやすい気候となってきました。
冷房を止めて窓を開けて、涼しい風を感じながらご飯を食べて晩酌をして、そんな団欒の時間を過ごすのも素敵だなぁなんて思ったりします。
秋の夜長を心地よく過ごすには、空間の雰囲気作りの為にも照明が重要かなと思います。
本日はそんな秋の夜にぴったり、可愛らしく心地よい灯りの照明をご紹介させていただきます。
夜長を優しく照らす灯り
今回ご紹介させて頂くのは、木製照明器具を専門とするフィンランドの照明ブランド、“セクトデザイン Secto Design”より“アト Atto 5000 ペンダントライト”。
1995年、創業者“トゥーラ・ジュセリウス Tuula Jusélius”と、デザイナー兼建築家“セッポ・コホ Seppo Koho”により木製家具メーカーとして始まったセクトデザイン。2000年からは照明器具に絞って製品開発を行っています。
北欧の木材とデザイン、職人による木工技術を尊敬している二人が出会い、革新的な木製家具や照明の共同製作を開始。
繊細で建築的なフォルムは一般の顧客だけでなく、建築家やインテリアデザイナー等の専門家達から、そして国際的なデザインコンペにおいても高い評価を得ています。
セクトデザインの全てのランプシェードには、PEFC森林認証を受けた環境に配慮された森から切り出されたフィンランド産のバーチ材を使用。
節目のない上質な木材のみで作られた積層合板を細くカットして作られるシェードは、熟練した職人によって1つ1つ丁寧に手作業で作られており、品質の高いスリット状のランプシェードを生み出しています。
棒状のバーチ材がいくつも連なって生まれる美しいスリットから透過する灯りは、木漏れ日のように幻想的に広がり、自然豊かな北欧の白樺の森を想起させるよう。
シェード内を反射したLED電球の光も、嫌味の無い柔らかな印象へと変えています。
全4種類のカラー展開がある中、今回入荷したのはナチュラルバーチ。
優しく温かな雰囲気のカラーは様々なシーンや空間に馴染み、インテリアスタイル問わず合わせていただけます。
また、どこかホッと落ち着く和の雰囲気が感じられるシェードの形は、日本家屋に見られる欄間や障子の枠を連想させ、和室や和モダンなインテリアとも相性よく合わせることができます。
フィンランドの国樹にも指定され、フィンランドの人々が愛してやまない白樺の木。
そんな白樺の木を惜しみなく使用した、セクトデザインのアイコンとも言える“アト Atto 5000 ペンダントライト”。
シェードから零れる灯りは秋の夜長を優しく照らし、団欒の時間をより良いものにしてくれそうです。