Takenaka Furniture
Cup Board
日本の洋家具製造は、国民性に由来する精密さと独自の美学が融合した表現力を持ちます。
細部にまでこだわることで、形状や質感が織りなす美しさは、まるで職人の手による芸術品のよう。
本日は西洋のデザインと日本の伝統、二つの文化が交差する点に新たな価値を見いだす逸品のご紹介です。
伝統と美学の融合
竹中家具の歴史は、大正13年に横浜元町で始まりました。
元町は、長い歴史と卓越した加工技術を誇る洋家具製造の街として知られています。
その伝統を守りながら、竹中家具はヨーロッパ各地から厳選されたインテリア商品を取り揃え、特にドイツ製の木製や金属製の飾り物、陶器置物、シャンデリアなど、上質なアイテムを提供しています。
こちらはシンプルでクラシカルなデザインが魅力のカップボードです。
オーク無垢材を贅沢に使用した堅牢な造りが特徴。
伝統を大切にしながら、現代の住空間にマッチするスタイルを実現しています。
上段には2枚のガラス扉があり、お気に入りの食器やインテリアアイテムをディスプレイするのに最適なスペース。
下段には5杯の抽斗と2枚の扉が配置され、見せる収納と隠す収納の両方を楽しむことができます。
また、すべての棚板は高さ調整が可能で、収納するアイテムに合わせた柔軟な使い方が可能です。
さらに、抽斗の上2段内側にはフェルトが張られており、大切なアイテムを丁寧に保護します。
機能性だけでなくデザイン性にも優れています。
ルーバーのような抽斗のデザインや立ち脚により、一見重厚な見た目でありながら軽やかさを感じさせる絶妙なバランスが魅力です。
手に触れるたびに感じるビンテージならではの独特な佇まい。
歴史と伝統を大切にしながらも、時代に合わせたデザインを追求する竹中家具。
約100年前から変わらぬ品質を誇る竹中家具が手掛けるこのカップボードは、暮らしに優雅さと温もりをもたらしてくれます。