Shabby Chic
Sideboard & Bench
クローゼットの中の服。個人的には「薄手→厚手」の並びがマイルールです(といっても、同じ場所に戻さないのでキレイに並んでいるのは初めだけです)。皆さんにも、着る頻度の高い順や丈の長さ順など、並べ方の決まりがきっとあるはず。
そんな並べ方の基準を“ 色ごと ”にするのもまたおもしろいんです。なぜなら、自分の好きな色が分かるから!
いつの間にか“ 合わせやすさ ”を重視して、無意識に選んでしまっている服の色。並べてみると、意外に偏った色味しか持っていないことに気付きます(一度だけ挑戦してみたことがありますが、わたしは青がダントツでした)。
となると、今まで挑戦したことのない色の服を買ってみようかな?と思ってみたり。せっかく季節が変わるのだから、春色で冒険もおもしろそうです。
インテリアにも春。
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服と同じように部屋の中を見まわして“ 色 ”に注目してみると、実はインテリアの色味も偏っていたりします。もちろん、コーディネート重視であえて同色でまとめているという方もいらっしゃるかもしれません。
でも実際自分の家の中を見てみると、うちの場合は茶色だらけ。落ち着く空間といえば聞こえはいいですが、なんだか単調だったり無難な気もします。
ファッションだけでなく、インテリアにも春の装いを取り入れてみたい。でもファッションのように気軽に冒険は難しい。となると思い浮かぶのは、やっぱり“ 白 ”ではないでしょうか?
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本日紹介する家具は、白は白でも少し剥げたペイントにアンティークの風合い漂う家具。まずはサイドボードです。
サイドボードといっても幅は90cmほどなので、ガラス扉の収納棚と紹介するほうがしっくりくるかもしれません。引き出しが2杯と取り外せる棚板のついたシェルフは食器や本の収納に、またディスプレイ用の飾り棚としてもお使い頂けます。
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でも、ポイントは収納力や使い勝手だけではありません。上から見ても横から見ても、とにかくシャビーシック。この使い込まれたような味わい深さは、落ち着いた色味の家具の中にあってもしっくりと馴染んでくれそうです。
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さらに、ガラス部分にはめ込まれたアイアンや扉や引き出しの取っ手もアクセント。同じデザインのパーツが使われていないのに、雑多な印象はありません。それはきっと、経年で培われたような色合いが統一感を生み出しているおかげですね。
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それからもうひとつ白い家具を。引き出しが2杯備わった収納もできる1台2役のベンチです。
サイドボードとそっくりなデザインなので、同空間に置けばフレンチカントリースタイルを満喫できる逸品(もちろん単品でもお楽しみ頂けます)。
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こちらのベンチだって、どこから見てもシャビーシック。座面もアームも背もたれもところどころ木肌が見えています。さらにペイントが真っ白ではなく、くすんだり黄ばんだりしているところもまたたまりません。
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さらに、金具たちもそれぞれが個性的。サイドボードのパーツと同様に、それぞれのデザインや経年の風合いをお楽しみ頂けます。
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ところで皆さん、今さらですが「shabby chic(シャビーシック)」の意味ってご存知ですか?
“ shabby ”を辞書で調べてみると「着古した・みずぼらしい・粗末な」といった少しネガティブな言葉が出てきます。そして、“ chic ”はというと「粋な・シックな・上品な」という意味です。
そんな相反する言葉が組み合わさってできたスタイル。使い込まれていてどこか古いけど懐かしい、そんな味わいが感じられるスタイル。
爽やかなのにノスタルジーな「白」と「シャビーシック」をぜひ春のインテリアに取り入れてみてはいかがでしょうか?
アンティーク調 ホワイトペインテッド サイドボード
アンティーク調 ホワイトペインテッド ベンチ