guzzini
TROLLEY WAGON
宇宙への憧れ。
1970年代ではプラスチックを基調としたユニークなスペースエイジアイテムが人気を博しました。
今回入荷したのはイタリアのメーカーが手掛けたビンテージプロダクト。
魅力を徹底解剖していきたいと思います。
宇宙に憧れて。
>>この商品の詳細を確認する
こちらは、”グッチー二 guzzini ” の 『トロ―リ―ワゴン TROLLEY WAGON』です。
グッチーニは1912年にイタリアで創業。
1938年に樹脂製品に切替えてからは常に世界をリードするアクリルプロダクトのスペシャリストとして名を轟かせております。
デザイナーは ルイジ・マッソーニ Luigi Massoni。
イタリアで最も多作なデザイナーの1人であり、彼の製品、広告キャンペーン、雑誌でのジャーナリズム活動を通じて、戦後のイタリアのデザイン業界の成長に貢献しました。
今回の作品はそんな彼の美的センスが反映された逸品。
デザインされたのは1950-70年代。
ビンテージのプラスティック製品の特徴でもある、アイボリーにエイジングしたカラーが魅力的に映ります。
現在では復刻がなされておりますが、ビンテージのものはあまり市場に出ておらず希少であると言えます。
円形の大型トレイが2枚。
UFOのような円盤を連想させる流線形やフォルム。
取り外しが容易なので持ち運びが楽になることはさることながら、トレイ単体でご使用頂けるので趣味・嗜好に合わせてアレンジしてみるのも◎。
円形トレイを支える三角形のフレーム。
円形トレイとは対照的に直線的なフレームがトレイの丸さを引き立たせます。
3つの垂直線のそれぞれの上部と下部にあるねじ込み式スタッドによって繋がれた仕様。
滑らかで丸いスタッドがスペースエイジさを演出。
ちょっと変わった形のキャスター。
半円状のキャスターにリングが取り巻いているようなデザイン。
まるで、土星のような惑星にも、銀河をさまよう宇宙船のようにも想像させるようなフォルムが魅力的です。
ユニークなデザインは時代・年代問わず「おっ。」と第一印象で人々を引き付ける力があります。
トロリーワゴンはカラーリングこそシンプルなホワイトが採用されておりますが、随所にみられる流線形の美がプロダクトの魅力を高め、程良く纏められている印象。
独創的な部分を引き立てるのは、シンプルな要素があるからこそだと感じさせられた逸品。
是非ご自宅に取り入れ、魅力を体感してみて下さい。
宇宙を連想させるデザイン。
「宇宙に憧れて」なんていうブログタイトルを付け、宇宙に関するモノを無理やり当てはめてしまった感が否めませんが、あくまで私個人の感想。
もしあなたが異なる魅力を感じたのであれば、その感性を大切にして頂きこのアイテムに価値を自分なりに付加してみて下さい。
より一層愛着が湧くはずです。