GALVANITAS
Model TD4 Dining table
日本と古くから繋がりの深いオランダ/Netherlands。現在の日本語にもオランダ語由来の言葉が残っていて、潜在的に親しみが湧く国だと思います。今回ご紹介させて頂くのは、そのオランダのミッドセンチュリー期を支えた工業デザインの家具メーカー、ガルファニタス社。
本来は、ビンテージでしか見たり使ったりできなかったブランドでしたが、近年復刻しそのデザイン性の高さと現代のライフスタイルがフィット。シンプルで都会的なスタイリッシュさが人気です。
無駄のないエッジの効いたテーブル
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柔らかく癒しを与えてくれる北欧家具とは、一線を画すエッジの効いたスタイリッシュなオランダスタイルの家具デザイン。北欧諸国とは距離も近く、本来は影響されてもおかしくないとところだと思いますが、そこはオランダ独自の風土なのでしょうか。少し尖ったデザインが多い様に思います。
ガルファニタス社は、本来はパブリックスペースや学校などに椅子などの家具を収めていた会社だと聞きます。こんなカッコイイ家具で勉強なら、私自身ももう少し勉学に励んだことと思います。
同社が日本で知られるようになったのは、やはりフリソ・クラマーのリザルトチェアのおかげだと思います。ガルファニタスのチェアは、このリザルトチェアにインスパイヤされ、シャープなコンパスレッグを取り入れ、プライウッドの背座による軽量化で公共施設など納入していたデザイン。
後にこの三角形の形状を持った脚部は、コンパスレッグなどと総称されるようになりました。
前置きが長くなりましたが、このガルファニタスのTD4ダイニングテーブルは、ガルファニタスのチェアに合わせてデザインされたテーブルとなり、過去には存在しないテーブルとなり、現代の高い工業技術があって完成度の高いデザインダイニングとなります。
天板の下には幕板がなく、天板とスチールフレームのみで構成され、シンプルなのに引き立つスタイルの良さ。印象深く残るデザインです。
天板はオイル仕上げとなり、材の質感がダイレクトに伝わってくるテーブルトップ。使い込む度に、オイルを塗布していくとより深みがますウォールナット無垢材。
ブラックのコンパスレッグはデザインも然ることながら、しっかりとした強度を持ちダイニングテーブルやミーティングテーブルとして100%の能力を発揮します。
チェアに合わせて新たにテーブルも販売してしまう程、現在日本ではオランダ発の家具ブランドとして最先端を行くガルファニタス社。是非この機会をお見逃しなく。