Carl Hansen & son
CH22 Lounge Chair
1950年、有名なYチェアなどと共にデザインされた、ウェグナー初期の作品でもあるCH22
こちらは2016年から復刻されたウォールナットフレームとなります。
天を向くという愛らしさ
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CH22に限らず、ウェグナー作品にはアームが上を向いているアイテムがあります。
ウェグナーデザインの特徴のひとつとして、知っている方も多いと思いますが、このアームが上を向いている姿というのが私には可愛くてたまらないのです。
まずは入荷したCH22の詳細を
フレームはウォールナットが使用され、背もたれの埋木にはオーク材が使用されています。
木部はオイル仕上げとなっており、自然な木の風合いがお楽しみいただけます。
背もたれのみプライウッドで他のフレームは無垢材が使われています。
目の美しいウォールナットの杢目は背もたれやアームにてご堪能いただけます。
約37cmのシート高とワイドな幅のペーパーコードシートは、なかなか快適な着座感。
アームがあるのに開放的で安心感のある座り心地は、ワイド座面ならではですね。
今回は未使用の別売レザークッションが付属致します。
これを上に乗せるとペーパーコードとはまた違った趣きのCH22となり、本革の質感がプラスされ高級感を追加してくれます。
入荷したCH22はほとんど使用されていなかったようで、かなり良好なコンディションとなっています。
ビンテージの良い風合いを出すまでに数十年掛かりますが、それだけの期間使っていきたいと思わせる1脚です。
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冒頭で申し上げました上を向くアームですが、この姿はどこかいきものが起こす動作と似ていると思うのです。
子供が抱っこをせがむ姿、猫や犬がごはん欲しさに立ち上がる姿、雛が親鳥に餌をくれ~と鳴いている姿などなど。
これですね!見上げられたらすべて許してしまう、というか言う事を聞かずにはいられないというか。
この感覚に近いものがこのCH22にはあり、どうしても愛らしさを感じてしまうのです。