Kartell
GHOST BUSTER
世の中は、奇抜なもので溢れている。周りを見回してみると奇抜な人とか、奇抜なオブジェクトとか「奇抜な~」と言われているものが多くある気がしますが、真に奇抜なのは、ただ奇を衒っているだけでなくそのもの自体に説得力が備わっているものだと思います。
今回はそんな確からしい奇抜さを備えている家具のご紹介です。
透明が彩る空間
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今回はフランス出身の建築家兼デザイナー、Philippe Starck(フィリップ・スタルク)によってデザインされたこちらのシェルフをご紹介。
レモン搾り機からホテルの建築まで幅広くモノをデザインしているスタルク。そのどれもが特徴的なデザインで、アサヒビール本社ビルにあるあの金のオブジェクトもその一つです。
今回のシェルフも一目見ただけで印象に残るルックスの一品です。
デザインのモチーフは、コンソールシェルフと言われているヨーロッパのアンティーク家具から来ているそう。
透明度の高いアクリル樹脂が生み出す直線と滑らかな曲線は、無機質な素材ながら有機的でエレガントな雰囲気を醸し出します。
光加減や場所によって、見え方が変わりやすいのも魅力です。
全体が透明なので収納した本の表紙が側面からも見えたり、光を取り込みやすい為、中に飾ったものがより引き立ち空間に新鮮な彩りを与えてくれます。
自分の好きなテイストに染まりやすいシェルフなので、色々なものを置いて楽しんでほしいです。
しっかり奥行きがあるので沢山物を置けるのも嬉しいポイント♪
脚先を見ると、シカの蹄のように角を刳り貫いた形になっていることが分かります。一見シンプルなデザインかと思いきや、こういった細かいところまで凝っているあたりが魅力でもあります。
脚の長さもあってどこか独りでに動き出しそうな可愛らしさもありますね。
見た目が素敵でも、モノとして使えなければ勿体ない。見る・使うを両立している細かなところまで気の利いたデザイン。
スタルクは、自由な発想と徹底的なデザインで皆から愛されるような確かな奇抜さを作り上げていると感じました。
是非ともお部屋に取り入れて実感していただきたい逸品です。