Karimoku60
Cafe Chair
ふわふわとした触り心地や優しい緑色が可愛らしい植物「苔」。
自宅の裏庭や古い建物、散歩中の道端に生えている苔をふと見つけると、どこか優しい気持ちになったり撫でたくなる気持ちになります。
殆どの植物が好まないであろう日陰の土や岩、樹木やコンクリート、古い建物などに生える姿は、疲れた心の陰に癒しを与えてくれるよう。
本日はそんな癒しを与えてくれるモケモケとした緑色の苔のように、優しく可愛らしい椅子が経堂店にやってきたのでご紹介したいと思います。
苔のような癒しの存在
“カリモク家具”が手掛ける“カリモク60”はimptionでもお馴染みのブランド。定番アイテムの“カフェチェア”が入荷しました。
1940年の創業以来、日本中で多くのファンから愛用されている愛知県の老舗家具メーカー“カリモク家具(刈谷木材工業)”。
“カリモク60 karimoku60”は1960年代の実直なものづくりへの姿勢を見つめ直し「変わり続ける現代だからこそ、変わらない価値を持つモノ」をコンセプトに、ロングライフデザインを提案する「60VISION(ロクマルヴィジョン)」プロジェクトに賛同し2002年より始まったブランドです。
1967年に発売されたカリモクの原点商品のひとつ、カフェチェア。
1993年に一度廃番となり時代や流行が激しく移り変わる中、2002年に復刻してからは定番として生産が続けられているロングセラーシリーズです。
ジャパンメイドの家具でありながらミッドセンチュリー的要素が強く、無駄を省いた落ち着いたデザインの一脚です。
カラーは最もカリモクらしさを味わえるモケットグリーン。
フワッと柔らかく滑らかな触り心地のモケット生地は、冬は暖かく夏は蒸れにくいという機能性を持ち、耐久性と耐摩耗性に優れた椅子にぴったりの生地です。
深いグリーンは森林浴のようなリラックスした時間を演出。光の反射によって独特の光沢感を放ち、上品で落ち着いた雰囲気を醸し出しています。
絶妙な角度のシートや柔らかすぎず硬すぎない弾力のクッションは、長時間の着座でもリラックス出来る座り心地を実現。
キルティング加工やボタンタフティングが純喫茶のソファや古いシアターの椅子のようで、懐かしく温かい気持ちになります。
1Pソファやダイニングチェアなどに比べるとコンパクトなサイズ感ですが、この絶妙なサイズ感が丁度良くどんな環境にも馴染むため、幅広い世代で愛用されてきた理由が分かります。
冒頭で話した苔。この椅子にカラーも触り心地も似ているなと思うのですがどうでしょう。
自然と居心地の良い空間にしてくれる癒しの存在、カリモク60のカフェチェア。
腰掛けて温かいお茶を一口。目にも優しい自然色のチェアと共に、日々の疲れを癒すリラックスタイムを過ごしてみてはいかがでしょうか。