karimoku
Vintage Low table / TV Board
少し暖かい風が吹いたと思ったら、雪雲がやってくるほどに冷たい風が吹く今日この頃。
そんな気まぐれな日々の中でも、梅の花がふっくらと咲いているのを見かけて、一歩一歩春の近づきを感じる季節となりました。
皆様如何お過ごしてしょうか?
本日は国内トップブランド"カリモク"社が手掛けた、希少なビンテージアイテムのご紹介です。
心通わせるように。
国内でスカンジナビアデザインが大きな流行を見せた 70年代に製作された こちらのアイテム。
思慮的でバランスの取れたシメントリーなデザインは、まさに北欧の地からやってきたかのような佇まいです。
一見サイドボードのような装いですが、こちらは両側それぞれがメインとして楽しめる仕様で、応接テーブルとして製作されたものであることがわかります。
魅力を感じたデザインにとことん向き合い、更に思いがけない程に活き活きと自由な発想を以てして、納得がいくまでもの作りを行う。
これこそ日本のミッドセンチュリーモダンならではの魅力と言えるのではないでしょうか。
特筆すべき点は、なんと言ってもその作りの良さ。
世界三大銘木の一つに数えられる"チーク"を贅沢に使用しながら、各部はぴったりと丁寧に。
ハンドル部は無垢のチーク材を削り出したもので、決して派手な装飾美を備えていない分、少ない要素で多くを語るという北欧家具の神髄をしっかりと捉えています。
この時代は質の良いチークが豊富に残っていたようで、多くの巨匠を虜にした"ゴールドチーク"の色合いがこちらのテーブルにも顕著に表れていますね。
また2枚の引き戸に使われるチーク材は同じ木材から採取されており、2つを引き合わせると木目がぴったりと繋がる点も見どころ。
本当に寸分の狂いなくぴったりと木目が繋がるのですが、これは人の手でじっくりと合わせながら家具にしていかない限り、このような仕上がりにはなりません。
カリモク社はミッドセンチュリー期より"Kチェア"等の名作を生み出してきた事でも有名ですが、こういった箇所からも、カリモク社が誇るクラフトマンシップの高さ、何より家具に対する並々ならぬ拘りが伺えます。
大きさは、幅が120cm、奥行きが52cmとたっぷり広々としたスペースが広がるサイズ感。
この作りからしても、おそらく相応な場所での使用を想定していたものであったことは間違いなさそうです。
現在ミッドセンチュリーデザインは世界的に再注目されながら年々その人気を高めており、こちらのアイテムにおいても応接テーブルとしてお使いいただけることは勿論、インテリアコーデで唯一無二のアクセントを添えてくれると思います。
例えば純粋なローテーブルとして、TVボードとして、様々なレコード機材と共にオーディオボードとしてお楽しみいただいても素敵だと思いますし、
ルームディバイダ―的な配置で空間にリズムを与えてみても、他にない個性を発揮できそうですね。
店舗では展示用什器として、卓上のアイテムを雰囲気たっぷりに映えさせ、上質な展示スペースを演出してくれると思います。
「カリモク karimoku ビンテージ Vintage チーク材 応接テーブル」如何でしたでしょうか。
本場の北欧ビンテージ家具と見比べても全く遜色がないほどに、沢山の拘りと想いが詰め込まれたアイテムです。
この内容、この品質でこのお値段というのも、個人的には正直びっくりしているところ。
一点のみのお取り扱いとなっておりますので、お探しの方は是非この機会にご検討くださいませ。